フー・ジャン。
 粗削りだけれども、音のとらえ方に独特のおもしろいセンスを感じる。

 チー・イー・ツァオ。
 激しい曲調になったところで、魂をぶつけようとしていて、よかった。

 ハン・ヤン。
 ジャンプが高くて気持ちいい! スピードがあって引き込まれた。走っている姿のようなポジションのスピンがおもしろい。

 コンラッド・オーゼル。
 腕の動かし方により工夫があると◎。

 ブレンダン・ケリー。
 途中で曲が異様にコミカルになるところはもっともっとはじけていってほしい!

 アンドレイ・ラズキン。
 曲は「マック・ザ・ナイフ」。ダンディな紳士がこっそりウィンクしてくるような、肩の力が抜けた演技がとても粋で魅力的! ステップ・シークエンスの浮遊感!

 田中刑事。
 演技にキレがあって今日もかっこよかった!
 先日の「スケートカナダ2019」で、私、評論家として今後特別強化すべきポイントに気づきました。その上でも田中刑事選手のかっこよさが大いに必要!

 カムデン・プルキネン。
 ドラマティックな曲、さらに深く感じて滑ると◎!

 チャ・ジュナン。
 あせり禁物〜。貴方には貴方の美しさがあります! 最後のスピンは綺麗だった。

 マッテオ・リッツォ。
 氷上をスルスル〜と伸びてゆくような、彼の滑りがとても好きである。しなやかさとキレがある演技を大いに堪能!

 キーガン・メッシング。
 落ち着いて〜!

 ボーヤン・ジン。
 あせると大らかな持ち味が出てこない…。トリプルアクセルとバレエジャンプは綺麗でした。
2019-11-09 01:45 この記事だけ表示
 なぜスピンを真上から映すんだ〜〜〜。

 イ・ジュウ。
 ABBAの「Winner Takes It All」のしっとりとしたメロディをよくとらえようとした演技で、ほろほろとしたものが心に残った。

 ホンジー・チェン。
 腕が非常に長いので、両手を頭上で組んでのジャンプにこの人ならではの優美さがある。氷上を行く一羽の白鳥を思わせた。もう少しスピードがあってもいいのかなと。

 チェ・ユジン。
 身体を動かす際の力の入れ方が均一のように感じられて、平坦な印象になってしまう。力を入れるところと抜くところのメリハリをつけるとアクセントになると思う。

 カイラニ・クレイン。
 非常に楽しい曲で、だんだん乗ってきたところからは観ていて楽しく。もっとはじけるものがあってもいいかも。腕の肘から先の動かし方に工夫があると◎。

 クリスティ・レオン。
 「ウー」という曲の合いの手に合わせてのポーズがおもしろくて好き。せっかくのおもしろい曲、まだまだ活かして演技できると思う。

 アンバー・グレイ。
 曲に乗って、心のうねりを大きく表現していった。スピンにダイナミックな迫力! 自らの道をまっすぐに切り拓いていくようなダブルアクセル。静かな闘志を秘めて、自らのその決意を一段一段確かめながら階段を昇っていくようなステップ。心引き込まれるすばらしい演技! 美の仲間!

 ユ・ヨン。
 曲は映画『ロミオとジュリエット』より。
…虚しい対立の終わりを願って、祈りを捧げる一人の少女。――その姿は、『ウエストサイド物語』終幕のマリアにも似て。涙を抑えきれなくなり、最終的にはボロ泣き。
 私も最近、『ロミオとジュリエット』をモチーフの一つにしたNODA・MAP『Q:A Night At The Kabuki』(イギリスのバンド、クイーン側からの依頼により、日本を代表する劇作家・演出家である野田秀樹が、アルバム『オペラ座の夜』から全楽曲を用いて創り上げた美しい作品)を観ていて、…『ロミオとジュリエット』のラストでモンタギュー家とキャピュレット家は和解するのに、なぜ世界から未だに対立はなくならないのだろう…と深く感じていたところでした。私に今できることは、愚かな対立の煽りに決して乗らないこと。すべての人々に愛と敬意をもって接すること。

 アンナ・シェルバコワ。
 ジャンプが綺麗。スケーティングもだいぶ綺麗になってきたと思う。しかし、細さが依然、気になる…。

 本田真凜。
 氷上に出てきただけで、迫力の存在感!
 …妖しい香りを放ち、咲き誇らんとする黒百合の花。その満開の日を思って、心震える。人を惑わす香りがあたりに残って…。本田真凜、さらなる大化けの予感!

 宮原知子。
 黒のオールインワン&ネックレスのようにも見える胸の装飾、とても素敵な衣装!
 …ロープの端を持っている。と、もう一端を持つ彼女に、どんどん引っ張られていって…。ラストの美しいレイバックスピンに、中東の旋回舞踏を思った。

 エリザベータ・トゥクタミシェワ。
 あせりは禁物! 落ち着いて滑れば、貴女の中にある大らかな美しさは必ず発揮できます! 終盤はよかった。

 ソフィア・サモドゥロワ。
 ジプシー・キングスの「Bamboleo」の軽快なリズムに乗り、はつらつとしてスポーティな演技を披露。片手を上げてのコンビネーション・ジャンプが高い!
2019-11-09 01:40 この記事だけ表示
 ファントムに扮した加藤和樹の演技はとてもよかった。岡田浩暉演じるゲラール・キャリエールと歌った「You Are My Own」に、…男性はこのように受け止められたいんだな…と感涙。仮面の奥にひそむ美しさがちゃんと表れているから、本日からの赤坂ACTシアター公演、自信をもって頑張って!
2019-11-09 01:28 この記事だけ表示