昨年11月に新装なった渋谷パルコの8階に、今月24日に開場する新生PARCO劇場。3月から始まるそのオープニング・シリーズの記者会見には、『ピサロ』より渡辺謙さん、宮沢氷魚さん、『佐渡島他吉の生涯』より森新太郎さん、石田明さん、<三谷幸喜 三作品三ヶ月公演>より三谷幸喜さん、そのうち『其礼成心中』より吉田一輔さん&吉田さんが操る文楽人形の「三谷くん」、『大地』より大泉洋さん、山本耕史さん、竜星涼さん、『ゲルニカ』より長田育恵さん、『獣道一直線!!!』より宮藤官九郎さん、河原雅彦さん、生瀬勝久さん、池田成志さん、古田新太さん、『前川知大 作・演出作品(タイトル未定)』より前川知大さん、『藪原検校』より杉原邦生さん、市川猿之助さん、『レディ・マクベス』より天海祐希さん、『月とシネマ』よりG2さんが登壇するという、非常に豪華な顔ぶれ。司会を務めたのは『大地』に出演する藤井隆さん、本日は劇場サイドの人間に徹するということで、パルコの方を敬称略の名字呼び捨てで何度もいじる様に笑いが。東京オリンピックと公演期間が丸かぶりすることについて、「スポーツに興味のない方よろしくお願いします。(オリンピックに勝つ秘策は)ないですね。相当敵は強大」と語る三谷幸喜さん(PARCO劇場といえばまずは思い浮かぶ客席の「赤」を思わせるネクタイが印象的)、「下ネタ大好きな人は来て下さい」とさらっとかます古田新太さんなど、笑いの宝庫の会見でした。2021年2月からの公演について、…一番客が入らない月、貧乏くじを引いた、客席の半分は招待ではなく埋めたい、本当は三谷さんの作品に出たかった、そもそも来年の2月まで無事に過ごせるのか今から非常に不安…と暗いトークを展開する市川猿之助さんには、…私、亡き父の“芸風”を思い出し。あんな感じで間髪入れずにどんどんどんどん暗い話を繰り広げて、あまりにそれがよどみないものだからついつい聞いている方も話している方も笑ってしまう、そんな語り口を、父がこの世を去って以来、本当に久しぶりに聞いたな…と、何だか懐かしくてうれしくなり。席も178増え、舞台も広がり、けれども旧劇場を懐かしく思い出せる劇場空間、客席下に設置された女子トイレの動線もいい感じ。今月24日からの「志の輔らくご PARCO劇場こけら落とし」での初観劇が楽しみです。
2020-01-15 22:48 この記事だけ表示