地上波放映順〜。

 キム・イェリム。曲は映画『ある愛の詩』より――この映画の有名なセリフ、「Love means never having to say you’re sorry」を、何だかちょうど思い出しており。優しさに心満たされていって、せつなさで胸がきゅっと締め付けられるような演技。音楽を感じて滑ろうとしている姿勢が伝わってきた。

 アンバー・グレン。
 ショートプログラムとは一転、しっとりした世界を展開。演技の時間とは、それを見せている演者と、観ている人間とが、限られた人生の中の大切な時間を濃密に分かち合うことのできる一瞬なんだな…と、慈しみたくなるような演技。

 カレン・チェン。
 かけがえのないものを自分の中で大切に育てていって、あるとき、自分と世界を信じて、広い世界へと解き放って、羽ばたかせてゆく――。人と人とが手を取り合って生きていく平和への希求、その結晶としての、ラストのスピン。

 イム・ウンス。
 少女から大人へ、夢や憧れがいっぱいつまった世界。お気に入りのオルゴールの中、大好きな音楽に合わせてくるくる回る人形、…その回転に、いつまでも見入っていたいような、そんなスピン。

 樋口新葉。
 自分の使命に気づき、それをしっかり生き始めた人は、生の輝きが内からあふれてくる。今の樋口新葉にはその輝きがある。一つのプログラムの中で、さまざまな表情を見せ、刻々と変化していく女性像。そのきらめき。
 トリプルアクセル、世界選手権でも観たい!

 坂本花織。
 四回転トーループに挑んだ自分をまずはほめる! その上で、もう一回自分と向き合おう。『マトリックス』、途中何だか物憂げになってたぞ〜。元気な貴女がみんな好き。

 ブレイディ・テネル。
 曲は映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より――父方の伯父が亡くなり、今朝、水戸に赴き、告別式に出席してきたのですが、お棺に花を入れているとき、この曲が流れてきたのでした…。
 ――心に落ちる影、その形が、繊細に切り取られたレース模様を描き出していくのを、どこかせつない想いで見つめているような。そして彼女は、自分の人生におけるフィギュアスケートの意味を見出していった。心に残るフィギュアスケートの美を、滑りながら追体験していった――。

 ユ・ヨン。
 ジャンプが高い! 綺麗! …15歳の若さにして、表現する喜びに目覚めていった――観ていて、ぞくぞく。貴女は表現者向きです。今後が非常に楽しみ!
 『エビータ』の曲だから、キッと強い目線がもっとあってもいいかも&「ブエノスアイレス」のところはもっとノリノリにはじけちゃって!

 紀平梨花。
 ENJOY!!!

追記)明日の男子フリースケーティング、一応LIVE配信にチャレンジしてみます――自分が観て書けるだけの画質でなかった場合は観るのを止めます――最初の視聴が肝心なので。
2020-02-08 22:24 この記事だけ表示