宝塚花組覚醒速報[宝塚]
 祝! 華形ひかる覚醒。
 専科の汝鳥伶を筆頭に、舞台全体レベルの高い「近松・恋の道行」にあって、清吉役の演技は、底知れぬ優しさを秘めた華形の人となりが存分に発揮され、つくづく、役者やのう…と思わずにはいられない。つかこうへい「蒲田行進曲」が原作の「銀ちゃんの恋」のヤス役でその才能の片鱗をにじませてから三年半、覚醒は本当に喜ばしい。花組は、全国ツアー組の壮一帆が、一昨年の秋、まさに覚醒を遂げた神奈川県民ホール大ホールのステージで、そのとき以上に深く舞台への愛を誓う演技でますますのパワーアップを見せたほか、桜一花、花野じゅりあ、華耀きらりといった娘役陣も覚醒に相当近い状態。次回大劇場公演でいかなる舞台が展開されるのか、楽しみな限り。取り急ぎ速報まで。