藤本真由
(舞台評論家・ふじもとまゆ)
1972年生まれ。
東京大学法学部卒業後、新潮社に入社。写真週刊誌「FOCUS」の記者として、主に演劇・芸能分野の取材に携わる。
2001年退社し、フリーに。演劇を中心に国内はもとより海外の公演もインタビュー・取材を手がける。
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「梨花…おそろしい子!」〜「フランス杯2018」女子フリースケーティングの紀平梨花の演技[フィギュアスケート]
演技冒頭…、彼女の中にごおおっと渦巻く嵐が見えたときから、鳥肌が…! そして、演技を観終わってこうして書いている今も、身震いが止まらない。こんな16歳が、日本にいるんだ…。自然現象になってしまえる人が。異界に行ってしまえる人が。トリプルアクセルが決まっているとか決まっていないとか、そういう話ではない。というか、これでトリプルアクセルが跳べていたら、いったい何が見えるのか…。
思わず、名作演劇漫画『ガラスの仮面』の名台詞をもじってつぶやいていた。
「梨花…おそろしい子!」
(注:大女優・月影千草が、主人公・北島マヤの演技の才能にうたれて発する台詞)
次回の演技が楽しみ、というか、ちょっとおそろしいです。観ているあひるがこんなにおそろしいんだから、一緒に演技する人はよほど自分をちゃんと持っていないと、もっとおそろしいだろうな…。
思わず、名作演劇漫画『ガラスの仮面』の名台詞をもじってつぶやいていた。
「梨花…おそろしい子!」
(注:大女優・月影千草が、主人公・北島マヤの演技の才能にうたれて発する台詞)
次回の演技が楽しみ、というか、ちょっとおそろしいです。観ているあひるがこんなにおそろしいんだから、一緒に演技する人はよほど自分をちゃんと持っていないと、もっとおそろしいだろうな…。
2018-11-27 23:44 この記事だけ表示