『いだてん』六回目〜[ドラマ]
 先週、オリムピック予選競技会が開かれた運動場から空港へと移り変わった羽田の<地霊>について記しましたが、今回の放送で、運動場から飛行機飛ぶ空港へ、明治から昭和へと羽田を媒介にして時代が飛んでいて、おおと。
 辛亥革命勃発にあたり、生活費の面倒は俺がみる! と、清国からの留学生に宣言する嘉納治五郎(役所広司)。大きく、温かな父を感じた――のですが。そのとき背負った莫大な借金を一生返せなかった…と聞くと、いろいろな意味でスケール大きいなあと。
 そして。オリムピックに行く肝心の選手が決まらない。金栗四三(中村勘九郎)も最初は固辞――今だったら、考えられない話ですな。熱い治五郎に対し、ボケ倒す四三。そのやりとりが抱腹絶倒。しかも、やっと行くことを決意した四三を、予算のなさゆえ、自費で行った方が気楽でいいと言いくるめる治五郎。そりゃないぜ先生〜。せっかくさっきはその熱さに感動したのに(笑)。真面目な四三が実家に無心の手紙を送ってしまって、来週また大騒動の予感〜。
 マラソンに燃える四三と、噺家への道に燃える美濃部孝蔵(森山未來)、二人がすれ違う日本橋。あそこを通るといつも、…この高速道路は何とかならないものか…と。中央柱も親柱も水面に美しく映えん。
 昨日は時間的に無理でしたが、連休最後の日に観るのもいいな、と。勤め人の常として、休みの最後は「……」となる夫も、痛快に走って行く『いだてん』を観ると、明日からも頑張ろう! と思えるそうな。
2019-02-11 22:08 この記事だけ表示