『いだてん』九回目〜[ドラマ]
 週末、久しぶりに箱根でのんびりしてきたのですが、ポーラ美術館で開催中の「モダン美人誕生」は、西洋文化流入後の日本女性の美しさの変遷をたどる展覧会。時代が重なるゆえ、『いだてん』ファンの方にも非常にお勧めです。
 シベリア鉄道でストックホルム目指して進む金栗四三(中村勘九郎)たち一行。長旅の退屈ゆえ、「表に出ろいっ」と三島弥彦(生田斗真)とケンカになるシーン、二人が古今亭志ん生(ビートたけし)のアテレコで言い争いするのが愉快なり。その志ん生の若き日、孝蔵(森山未來)は師匠の橘家圓喬(松尾スズキ)から遂に芸名をもらう。今週、『世界は一人』(東京芸術劇場で3月17日まで公演中)を観劇、松尾スズキの、…この世界に在って生きていく上で大丈夫かな…と観ていてちょっと心配してしまうような、主人公としてのナイーヴで繊細な演技が魅力的だったのですが、橘家圓喬を演じては、師匠たる人物にふさわしい懐の深い演技を見せていて、おお、と。森山未來はあの良い声でどんな噺を聞かせてくれるのか、楽しみ。
 ストックホルム。以前出張で訪れた際、街の美しさ、物価の高さ、そして、とにかくニシンがさまざまな調理法でメニューに載っているのが印象に残っており。四三が海外で経験を積んで少しずつ堂々としていく様が、観ていて何だかうれしく。
 来週は日曜すぐに感想アップできないかもしれず、ご了承をば。
2019-03-03 23:19 この記事だけ表示