「世界フィギュアスケート選手権2019」女子ショートプログラムの演技[フィギュアスケート]
 放映順。

 ニコル・ショット。演技前半、羽ばたくような腕の動きが、白い衣装の裾と背中にあしらわれたフリルにマッチして。

 イベット・トース。半身に大胆な柄が施されたド派手衣装! 後半のアップテンポなところは観ていて気持ち良し。

 アレイン・チャートランド。ダイナミックで迫力あり。音の捉え方がツボ。

 エリスカ・ブレジノワ。大人の女性の情感あり。

 ガブリエル・デールマン。赤い花を一輪口にくわえて迫り来る様が見えるような、色っぽく情熱的なカルメン!

 イム・ウンス。裾に淡いブルーがあしらわれた白の衣装が、彼女の可憐さを引き立てて。スケールの大きさを感じさせる、引き込まれるような演技。

 マライア・ベル。雲一つない青空に一人颯爽と向かい、風に吹かれているような、そしてそのままどこまでも飛んでゆくような、そんな清々しさ、爽快感に、涙。スケート大好き! の気持ちが伝わって。日本に滑りに来てくれて、ありがとう!

 エリザベート・トゥルシンバエワ。正確無比。

 坂本花織。
 高校卒業おめでとう! 一段とすっきりきれいな大人の女性に。メイク◎◎!
 自分でもよくわからない感情が心にあふれてきて、途中からもう、しゃくり上げて嗚咽。
 …何だか。18歳ごろの自分を思い出すと、…うわあああ〜〜〜と恥ずかしくなって、人生の先輩みたいにいろいろ書いていいのか、悩むくらいで…。坂本選手だけじゃなくて、選手みんな、本当に立派である。若くして、スケートに、自分に、きちんと向き合っている。47年生きてきたけれども、でもやはり、いつまで経っても、生きることに慣れることはないように思う。日々悩んだり、笑ったりの繰り返し。そんな私の目から見て、坂本花織が一歩一歩、いろいろな事柄をまっすぐ受け止めて生きて、その心模様を滑っていっているのが、とても魅力的に映る。

 宮原知子。
 思い切ってENJOY!!!

 エフゲニア・メドベージェワ。ミスはなかったけれども…。今の彼女のモチベーションや如何。

 紀平梨花。
 筋肉同様、心もいい感じにほぐせる術が見つかりますように! 緊張がほどけすぎない程度にくすっと笑えるジョークを思い出すようにするとか。
トリプルルッツもレイバックスピンも美しかった。せっかくの初めての世界選手権、楽しんでほしい。私の心の中では、美しいトリプルアクセルが見えています。

 アリーナ・ザギトワ。
 貴女の強靭な精神力に、限りない敬意をこめて。
 私は会場にはいません。テレビの前で観ています。そして、貴女のことを――貴女のことも、考えています(「Think of Me」!)。人の心は決して縛れません。自由です。人間はロボットではないのだから。私は、人間になろうとしている貴女の演技が好きになってきています。そして、心から、あらん限りの声援を送ります。すぐでなくてもいい。貴女に、私の言葉が伝わりますように。心の悲鳴を、叫びを、芸術家たちは、美へと昇華してきたのです。
2019-03-20 23:43 この記事だけ表示