「三月大歌舞伎」昼の部からの「世界フィギュアスケート選手権2019」女子フリースケーティングの演技[フィギュアスケート]
 昼を観たら夜が観たくなり、夜を観たらまた昼が観たくなる、無限ループが恐ろしい歌舞伎座「三月大歌舞伎」なのだった。昼の部は近松、夜の部は黙阿弥、その日本語の美しさ。海外客の姿もちらほら、カナダのカルガリーからやって来た方とお話しちゃいました。
放映順〜。

 ガブリエル・デールマン。ところどころ、空にシャープに切り込んでいくような動きに魅せられた。

 ブレイディ・テネル。今日はジャンプも安定、ダイナミックさとキレと気迫があってよかった! ので、前々から感じていたことを。バレエや映画、さまざまな『ロミオとジュリエット』からの楽曲で構成されていて、音そのものの表現としては合っているかなと思うのだけれども、『ロミオとジュリエット』の中の誰かを表現したりしているのだとしたら、誰なのか、さっぱりわからん…。

 宮原知子。
 内なる炎が燃えていて、素晴らしかった! 今日の貴女はとても綺麗でした。
 一度きりの人生、悔いなきよう!

 紀平梨花。
 ずっと背筋がゾクゾクしていた。決然とした潔さが美しい演技。…人ってときに他人に対してものすごく無責任な興味の持ち方をするんだな…と知った(そして、傷ついた)、18歳の春を思い出した…。
 好きでやりたいことがある人、その道を一心に歩めている人は、それだけでうらやましがられるところもあるのだと思う。ましてや、その好きにずば抜けた才能があるとなれば、なおさら。貴女が、世界を幸せにできるその才能を存分に発揮できるよう、いつも祈っています。今日のトリプルアクセル、観ていてスカッとした!

 エフゲニア・メドベージェワ。
 一皮むけた、会心の演技! 平昌五輪のフリースケーティングの後、「…君も芸術をやらないか?」と思った、その大きな一歩が今踏み出された感が。

 坂本花織。
 …世界に連れて行ってくれて、ありがとう。ものすごい場所で闘っているんだな…と、気持ちよさと同時に、ちょっとくらくらしたことでした。
 世界選手権デビューにして、すでに堂々たる風格を備えた坂本花織のスケートが好きだ!

 エリザベート・トゥルシンバエワ。タンゴの楽曲をとてもよく体現した滑りで、楽しさも感じられて、よかった! カザフスタンという国のこと、彼女のスケートを通じてもっと知っていきたい。
2019-03-22 23:59 この記事だけ表示