「中国杯2019」女子フリースケーティングの演技[フィギュアスケート]
 スピンを真上から映さなくなって◎◎◎!!!

 カイラニ・クレイン。
 慎重に演技を進めていった印象。レイバックスピンは綺麗でした。

 ホンジー・チェン。
 スピードと流れがあった箇所はよかった。トリプルフリップが綺麗。しなやかさの中に強さを感じさせて。

 チェ・ユジン。
 コレオシークエンスに夢幻的な魅力あり。衣装も『シェヘラザード』の世界に非常にマッチ。スピンに魅力を感じる。

 クリスティ・レオン。
 レイバックスピンと3連続ジャンプ、綺麗でした!

 ユ・ヨン。
 流れとスピードがあり、情感と美にあふれた、細やかな演技。ふれたら溶けてしまう砂糖菓子のように繊細でありながら、強靭さも兼ね備えていて。ステップ・シークエンス◎。曲がアップテンポに変わるところで演技も多少変化するとアクセントとして効いてくると思う。ショートプログラムに続き、フリースケーティングでも涙涙涙…。韓国の女性の美しさについて、もっと発見していきたい!

 イ・ジュウ。
 トリプルループが綺麗。音楽をよくとらえて表現しようとする姿勢が好印象。

 ソフィア・サモドゥロワ。
 ジャンプにスカッとするような快感がある。スポーツとしてのフィギュアスケートの魅力を非常に感じさせてくれる選手である。…観る側にまっすぐ向かってくる熱いエネルギー体を感じて。彼女が自分自身のスケートを発見していく姿を、これからも観たい!

 エリザベータ・トゥクタミシェワ。
 このプログラム、肩の力の抜けた、洒脱な魅力が味わえて、好き! 終盤は大盛り上がり、生きる喜びを感じて、涙が出る楽しさ。ポニーテールをつかんでのスピン、かっこいい! 彼女本来の美が堪能できて、満足〜。
 ロシアに住んでいたらもっと彼女の演技が観られたのかな…と思うと残念でもあり、でも、日本に生まれた人間だからこそ発見できる彼女の美しさもまたあるのかもしれない…と思うとうれしくもあり。貴女の演技がまた観られる日を心待ちにしています!

 本田真凜。
 彼女の世界へと誘い込まれていくようなオープニング。流れるように音楽に乗っていって、心はずむ、軽やかな演技を見せて。きりっとした美しさに魅了された。

 アンバー・グレン。
 心伸びやかに滑れていたところはとてもよかった。

 宮原知子。
 …最初から最後までずっとずっと涙。
 要素とポーズの一つ一つが洗練の極み。腕の遣い方も美しく、氷上での姿が大きく見える。重力を超えていこうとする、すなわち、極限に向かおうとする人間の美しさを感じさせるジャンプ。
 …一人、歩く、道。――まるで雲間を行くような。けれども彼女は着実に歩を進めていく。その先に広がるものを、一緒に観たい!
――ときに荒波のようにも寄せる水に、くりかえし、くりかえし洗われ、磨かれていく石の滑らかな美しさを思った。その石が、「宮原知子」というスケーターの碑として、心の中に確かに置かれた日。

 アンナ・シェルバコワ。
 やっぱり細くて健康面が心配になってしまう…。全身ふっくらするともっとかわいいと思うのです。それと、衣装チェンジするなら、コントラストがはっきりとしていて、かつ、重なり合ったときにもっと美しい色合わせの方がいいように思う。
 15歳、まだまだ若い。フィギュアスケートにおける美を、これからしっかり身につけていきましょう!
2019-11-11 23:01 この記事だけ表示