「NHK杯2019」男子フリースケーティングの演技[フィギュアスケート]
 コンラッド・オーゼル。曲は『レ・ミゼラブル』。
 貴方が美のために一歩踏み出して闘うことで、必ずや世界は変わります。

 オレクシイ・ビチェンコ。曲は『パイレーツ・オブ・カリビアン』。
 この闘いには、一人でも多くの人の力、そして究極的には全員の力が必要です! また、人間の相互理解において、共通の文化をもつことが一番手っ取り早いと私は思います。
 …そして、彼の後ろに、闘いの場となる大海原が見えた。

 樋渡知樹。
 曲はストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ』――これまた、難しい曲である。恋と絶望、人形ペトルーシュカの苦悩のドラマをもっと濃厚に感じたいところ。バレエジャンプ、高!

 ジェーソン・ブラウン。
 …何だか、一緒に呑んで、人生について語り合って、肩を叩き合いたくなるような演技だった――私、お酒はほぼ呑めないのですが(笑)。
 青春エンジョイ! ラストのスピン、何だかいつまででも見入っていたかった…。

 山本草太。
 …男が強くなくちゃいけないなんてことは絶対にありません。そして、人間、幾つになっても怖いものはあります。私は最近人生の大きな「怖い」を克服しましたが、それでもまだまだ「怖い」はやってきます。それを超えたら、「全日本選手権」観戦!

 アントン・シュレポフ。
 スピンに魅力を感じた。

 島田高志郎。
 実に変化に富んだプログラムを滑って飽きさせなかった。お茶目でかわいい魅力が炸裂! ここに大人の男の小粋な魅力も加わるとさらに◎〜。スピンに魅力あり。

 ロマン・サドフスキー。
 一つ一つていねいに滑っていく姿勢が◎。スピンがドラマティック!

 マカール・イグナトフ。
 最後の、考え込む人みたいなスピンのポジションが面白かった。

 羽生結弦。
 「Origin」の“Origin”たる所以。そして、生きる、滑る、喜び。そこから、現在を見据え、さらに高みを目座していく。人生の<過去−現在−未来>に一本すっきり筋が通って、これまで観てきたこのプログラムの中で一番好きな演技。自分自身の現状を分析し、即座に目標を設定する冷徹な知性、そして決意の強さを感じた。前夜のショートプログラムとはこれまた違う羽生結弦に、少し動揺←あひるも、まだまだだな(笑)。

 ケビン・エイモズ。
 美の道はいつでも貴方を待っています。

 セルゲイ・ヴォロノフ。
 すべてを捧げ尽くすかのような演技。その背中に見惚れる――。先輩、たとえコーチが違っても、同じ国のかわいい後輩たちのこと、よろしく頼みます!
2019-11-27 00:14 この記事だけ表示