2019年宝塚歌劇ベスト&新人賞発表〜[宝塚]
 というわけで、今年の宝塚歌劇ベストは、ラインハルト・フェンドリッヒ作詞・作曲、ティトゥス・ホフマン&クリスティアン・シュトゥルペック脚本、齋藤 吉正潤色・演出の月組『I AM FROM AUSTRIA−故郷は甘き調べ−』に。
 そして新人賞は、上記作品でもヒロインを体当たりで演じ、ディーヴァ風歌唱も聴かせた月組トップ娘役美園さくらに。…ロンドン・ウエストエンドで観劇していても、フィギュアスケートを観ていても、…あ、美園さくらならここで闘えるな…と、彼女を思い浮かべることがあった。ドリー・パートン主演映画のブロードウェイ・ミュージカル版『9時から5時まで』がウエストエンドで上演されていたのだけれども、…ヴァイオレットという役は、彼女が演じたらおもしろそうだな…と。
 しかし。貴女と私は宝塚歌劇で出逢いました。まずは小林寺の娘役の奥義――ドレスさばき、膝折、男役に対する居方、芝居の呼吸の合わせ方等々――を極めよう。そして、次回大劇場公演の日本物レビュー作品は監修・坂東玉三郎! 歌舞伎の女形の技術も吸い尽くすべし。月組トップスター珠城りょうが安心して隣を任せられる相手役を目指して頑張れ!
 ちなみに。月組青年館公演『チェ・ゲバラ』(件の“千駄ヶ谷ヒゲ祭り”)で、29期上級生の専科轟悠扮するチェ・ゲバラに対し、年上のフィデロ・カストロ役を貫録たっぷりに演じ切った風間柚乃は、もはや新人賞対象からはみ出したと判断いたしました。
 そして、2019年最後の祈り。
 2020年は彩風咲奈と礼真琴の素敵な男役姿が観られますように!
2019-12-28 14:49 この記事だけ表示