赤坂大歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』製作発表会見
 今年で第六回目となる赤坂大歌舞伎、今回登場するのは『怪談 牡丹燈籠』。昨年、NHKで放送されたテレビドラマ『令和元年版 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear』に萩原新三郎役で出演した中村七之助さんが、この脚本はおもしろい、ぜひ歌舞伎にしたいとの思いを抱き、ドラマの脚本と演出を手がけた源孝志さんを脚本・演出に迎えて上演するに至った旨。その「言い出しっぺ」の七之助さん、今回はお露・お国・お峰の三役を演じるのですが、…新三郎を慕うあまりのお露の「焦がれ死に」、そもそも「焦がれ死に」とは何ぞや? 、そこまで人を好きになるということとは…等々、実に熱い語り口。それを聞いていた源さん、「どういう焦がれ死に方をさせようか、観たことのないようなおもしろい焦がれ死に方を楽しみにしてください」と、何やら考えをめぐらせ始めた様子。宮辺源次郎と伴蔵の二役について、中村獅童さんが「放蕩野郎と小悪党」と即答したのもおもしろく。中村勘九郎さんがこれまでの赤坂大歌舞伎の思い出を熱く語る姿に、…私自身の心に残る赤坂大歌舞伎名場面集が、まざまざと甦って。
2020-01-28 23:58 この記事だけ表示