藤本真由
(舞台評論家・ふじもとまゆ)
1972年生まれ。
東京大学法学部卒業後、新潮社に入社。写真週刊誌「FOCUS」の記者として、主に演劇・芸能分野の取材に携わる。
2001年退社し、フリーに。演劇を中心に国内はもとより海外の公演もインタビュー・取材を手がける。
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bluemoonblue@jcom.home.ne.jp まで。
「第71回NHK紅白歌合戦」[テレビ]
遅くなりました。
2020年12月31日放送を生視聴。落ち着いた進行で、例年より歌そのものをじっくり楽しめた。とりわけ、司会の大泉洋の「紅白大好き!」感が、会場にいない観客、テレビの前で見守る視聴者の気持ちを代弁して好印象――そう言えば彼は、昨年の三谷幸喜作・演出『大地(Social Distancing Version)』でも“観客”を演じていたのでした。
King & Prince「I promise」。せつなさは伝わった。もっとキラキラはじけて良し&もっと踊り揃えたが良し。
山内惠介「恋する街角」。王子様のような衣装で、決めポーズも画面のこちら側に炸裂! 2020年、山内惠介に出逢えてよかった!
milet「inside you」。ミュージカルに出てみないか!
Little Glee Monster 「足跡」。力強さに勇気をもらった。
SixTONES 「Imitation Rain」。世界観完成度高し。
水森かおり「瀬戸内 小豆島〜2020映えSP〜」。心を乱されず確固として歌の世界を展開する水森かおりがツボ。
天童よしみ「あんたの花道〜腹筋太鼓乱れ打ちSP〜」。ストロングな歌声に集中させて〜!
さだまさし「奇跡2021〜紅白バージョン〜」。聴く者の心に優しく寄り添う絶唱に、歌い出しから涙! オーケストラを堂々従え歌う、大歌手の姿。――彼のあの美しい演技が貴方にインスピレーションを与え、そして貴方の歌声がまた人々のインスピレーションとなっていく、その環の尊さ。一人一人がそれぞれの生に与えられた役割を果たすことで、世界を少しずつ美しい場所へと変えていくこと。いつでも一緒に歩いています!
<紅白 ディズニースペシャルメドレー>。氷川きよしの王子様ぶり、包容力が素敵! どこまでも空を翔けていくように、夢の世界へといざなわれて。ますますミュージカルに出て欲しい!
五木ひろし「山河」。日本人の心性に切々と訴えかける素晴らしい歌唱! 日本の美しい景色のパノラマを展開し、その中で、日本の歌手としての誇りに満ちた姿で歌っていた。――明治座公演「新春『五木先生の歌う!SHOW学校』舞台版」、本日行く予定にしていたので、公演延期が残念です。いつかは生五木ひろし!
瑛人「香水」。声に艶とせつなさが増した! いかなる状況でも自分の歌をしっかり貫き通せるようになって、アーティストとして大きく成長。
Perfume「Perfume Medley 2020」。実は弟が前々からのPerfumeファン。今年の大晦日は感染防止のため実家に来なかったけれども、今、観てるかな…と。
BABYMETAL「イジメ、ダメ、ゼッタイ」。興味深い世界。
郷ひろみ「筒美京平 トリビュートメドレー」。郷ひろみワールドを展開!
JUJU「やさしさで溢れるように」。――忘れていない。でも、まだ書けない。
連続テレビ小説「エール」コーナー。すっかりウインクがトレードマークとなった山崎育三郎が大活躍。「長崎の鐘」の森山直太朗に切々とした魅力。「栄冠は君に輝く」の山崎、せつない! いつか栄冠は君に輝く。
嵐 「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」。こころ洗われるさわやかなラストデー! 5人それぞれの夢が叶いますように。舞台での活躍も心待ちにしています!
三山ひろし「北のおんな町〜第4回 けん玉世界記録への道〜」。けん玉ギネス記録挑戦に、すさまじい緊張走る実家のお茶の間。せっかくの歌に集中できません(笑)。見事世界記録達成に拍手〜! その直後、母が自分でもけん玉を成功させていました(笑)。最近、三山ひろしの声のよさと歌の上手さと人柄のよさについて母と話すことが多いです。
関ジャニ∞「みんなで踊ろう! 前向きスクリーム!」。聴いていて、心から前向きになれる歌唱。とても紅白らしい華やいだ雰囲気があった! 一緒に踊りました!
東京事変「うるうるうるう〜能動的閏〆篇〜」。演奏にめちゃめちゃしびれた!
石川さゆり「天城越え」。凄みと妖艶さと。『麒麟がくる』の牧役では無邪気なかわいらしさも見せていて、そんな振り幅のある女性に私もなりたい。
星野源「うちで踊ろう(大晦日)」。せつない歌唱にいつになく大人の男の色気を感じた。仲間!
氷川きよし「限界突破×サバイバー」。白→紅→ゴールドと衣装変化の濃密な時間。美しかった! エンターテイナー氷川きよしのさらなる展開に期待!
松任谷由実「守ってあげたい」。少女時代の愛聴歌であり、人生のテーマソングの一つを、こんな形で聴けて、涙涙涙。「♪守ってあげたい/あなたを苦しめる全てのことから」――評論家としてはあまりお節介しすぎても何なので、そのあたりの按配が難しいところですが。しかし。今年は紅白、コントないんだな…と思いきや、まさかユーミンが(笑)。
玉置浩二「田園」。生きてきた人生を包み込んで、歌を大きくふくらませていた。
福山雅治「家族になろうよ」。――その人のこと、いろいろな人からよく頼まれます。そこに、彼の人となりを知る思いです。仲間=大きな「家族」。いざ共に闘わん!
2020年12月31日放送を生視聴。落ち着いた進行で、例年より歌そのものをじっくり楽しめた。とりわけ、司会の大泉洋の「紅白大好き!」感が、会場にいない観客、テレビの前で見守る視聴者の気持ちを代弁して好印象――そう言えば彼は、昨年の三谷幸喜作・演出『大地(Social Distancing Version)』でも“観客”を演じていたのでした。
King & Prince「I promise」。せつなさは伝わった。もっとキラキラはじけて良し&もっと踊り揃えたが良し。
山内惠介「恋する街角」。王子様のような衣装で、決めポーズも画面のこちら側に炸裂! 2020年、山内惠介に出逢えてよかった!
milet「inside you」。ミュージカルに出てみないか!
Little Glee Monster 「足跡」。力強さに勇気をもらった。
SixTONES 「Imitation Rain」。世界観完成度高し。
水森かおり「瀬戸内 小豆島〜2020映えSP〜」。心を乱されず確固として歌の世界を展開する水森かおりがツボ。
天童よしみ「あんたの花道〜腹筋太鼓乱れ打ちSP〜」。ストロングな歌声に集中させて〜!
さだまさし「奇跡2021〜紅白バージョン〜」。聴く者の心に優しく寄り添う絶唱に、歌い出しから涙! オーケストラを堂々従え歌う、大歌手の姿。――彼のあの美しい演技が貴方にインスピレーションを与え、そして貴方の歌声がまた人々のインスピレーションとなっていく、その環の尊さ。一人一人がそれぞれの生に与えられた役割を果たすことで、世界を少しずつ美しい場所へと変えていくこと。いつでも一緒に歩いています!
<紅白 ディズニースペシャルメドレー>。氷川きよしの王子様ぶり、包容力が素敵! どこまでも空を翔けていくように、夢の世界へといざなわれて。ますますミュージカルに出て欲しい!
五木ひろし「山河」。日本人の心性に切々と訴えかける素晴らしい歌唱! 日本の美しい景色のパノラマを展開し、その中で、日本の歌手としての誇りに満ちた姿で歌っていた。――明治座公演「新春『五木先生の歌う!SHOW学校』舞台版」、本日行く予定にしていたので、公演延期が残念です。いつかは生五木ひろし!
瑛人「香水」。声に艶とせつなさが増した! いかなる状況でも自分の歌をしっかり貫き通せるようになって、アーティストとして大きく成長。
Perfume「Perfume Medley 2020」。実は弟が前々からのPerfumeファン。今年の大晦日は感染防止のため実家に来なかったけれども、今、観てるかな…と。
BABYMETAL「イジメ、ダメ、ゼッタイ」。興味深い世界。
郷ひろみ「筒美京平 トリビュートメドレー」。郷ひろみワールドを展開!
JUJU「やさしさで溢れるように」。――忘れていない。でも、まだ書けない。
連続テレビ小説「エール」コーナー。すっかりウインクがトレードマークとなった山崎育三郎が大活躍。「長崎の鐘」の森山直太朗に切々とした魅力。「栄冠は君に輝く」の山崎、せつない! いつか栄冠は君に輝く。
嵐 「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」。こころ洗われるさわやかなラストデー! 5人それぞれの夢が叶いますように。舞台での活躍も心待ちにしています!
三山ひろし「北のおんな町〜第4回 けん玉世界記録への道〜」。けん玉ギネス記録挑戦に、すさまじい緊張走る実家のお茶の間。せっかくの歌に集中できません(笑)。見事世界記録達成に拍手〜! その直後、母が自分でもけん玉を成功させていました(笑)。最近、三山ひろしの声のよさと歌の上手さと人柄のよさについて母と話すことが多いです。
関ジャニ∞「みんなで踊ろう! 前向きスクリーム!」。聴いていて、心から前向きになれる歌唱。とても紅白らしい華やいだ雰囲気があった! 一緒に踊りました!
東京事変「うるうるうるう〜能動的閏〆篇〜」。演奏にめちゃめちゃしびれた!
石川さゆり「天城越え」。凄みと妖艶さと。『麒麟がくる』の牧役では無邪気なかわいらしさも見せていて、そんな振り幅のある女性に私もなりたい。
星野源「うちで踊ろう(大晦日)」。せつない歌唱にいつになく大人の男の色気を感じた。仲間!
氷川きよし「限界突破×サバイバー」。白→紅→ゴールドと衣装変化の濃密な時間。美しかった! エンターテイナー氷川きよしのさらなる展開に期待!
松任谷由実「守ってあげたい」。少女時代の愛聴歌であり、人生のテーマソングの一つを、こんな形で聴けて、涙涙涙。「♪守ってあげたい/あなたを苦しめる全てのことから」――評論家としてはあまりお節介しすぎても何なので、そのあたりの按配が難しいところですが。しかし。今年は紅白、コントないんだな…と思いきや、まさかユーミンが(笑)。
玉置浩二「田園」。生きてきた人生を包み込んで、歌を大きくふくらませていた。
福山雅治「家族になろうよ」。――その人のこと、いろいろな人からよく頼まれます。そこに、彼の人となりを知る思いです。仲間=大きな「家族」。いざ共に闘わん!
2021-01-16 18:10 この記事だけ表示