「世界フィギュアスケート選手権2021」女子ショートプログラムの演技[フィギュアスケート]
 地上波放送順〜。

 カレン・チェン。ダブルアクセル、トリプルループ、ジャンプ着地後のアクセントの付け方が素敵。技の一つ一つにていねいに心をこめていっていて、――そうして、彼女の魂が叫ぶ様を、一瞬たりとも見逃すまいと、涙をこらえて見入っていた。

 エリザベータ・トゥクタミシェワ。冒頭のトリプルアクセルをはじめ、演技全体に余裕があって、それが格別のエレガンスの表現につながっていて。丹念に磨き込まれた球体の美しさを感じさせた。

 アレクシア・パガニーニ。腕の動き方等、ちょっとせわしなく見えてしまったような…。音楽をもっと感じると◎。

 エカテリーナ・リャボワ。せっかくのノリのいい曲なので、もっとパッションを感じたいところ。

 キム・イェリム。長い腕の動きが優美! 強さとしなやかさの両立。可憐でありながら、大輪の花が咲き誇る未来を感じさせて。

 ニコル・ショット。しっとりアレンジの曲ゆえ、勢いでのごまかしが効かないところを、音をていねいに拾って表現していく様が印象的。

 エヴァロッタ・キーバス。ちょっとした動きにユニークな個性を感じた。

 アレクサンドラ・トゥルソワ。内面の成長を大いに感じさせる演技だった。

 アンナ・シェルバコワ。要素が濃密なプログラムをきっちり滑っていた。

 坂本花織。途中から乗ってきて、…楽しくて、涙!

 宮原知子。細やかな表現。スピンの美しさ。

 ブレイディ・テネル。冒頭からテネルワールドに引き込んできて、ぞくぞくっとした。ラストのスピン、圧巻! かっこいい大人の女!

 紀平梨花。曲は「ザ・ファイアー・ウィズイン」。彼女の内なる炎がぼわっと燃え上がって、観る者に転火! 一緒に燃えた!
2021-03-25 00:36 この記事だけ表示