藤本真由
(舞台評論家・ふじもとまゆ)
1972年生まれ。
東京大学法学部卒業後、新潮社に入社。写真週刊誌「FOCUS」の記者として、主に演劇・芸能分野の取材に携わる。
2001年退社し、フリーに。演劇を中心に国内はもとより海外の公演もインタビュー・取材を手がける。
ご意見・お問い合わせ等は
bluemoonblue@jcom.home.ne.jp まで。
「世界フィギュアスケート選手権2021」男子ショートプログラムの演技[フィギュアスケート]
地上波放送順〜。
鍵山優真。演技が音楽とだいぶしっくりなじんできた!
ミハイル・コリヤダ。肩から力が抜けた感じの小粋なプログラム!
チャ・ジュンファン。演技が流れていってしまっているように見えてしまったのがもったいないなと。
宇野昌磨。曲は「Great Spirit」。エネルギーの発散の仕方が以前と変わってきて、成熟を感じた。
ボーヤン・ジン。完成形をぜひ観たいおもしろいプログラム。
ケヴィン・エイモズ。やっぱり彼のスケートはいい! 楽しい! この社会への祈りのような静けさから始まり、柔軟性を生かした演技に個性が次々はじけまくって、ラストまで目が離せない! 持ち前のキュートさに大人の男の魅力が加わって。
キーガン・メッシング。この混迷の世界への愛と優しさと思いやり、そして静かな覚悟に満ちた、すばらしい演技に涙! ……心配性なので、みんなを心配しすぎるといても立ってもいられなくなるのです。だから、今、自分にできることは何なのか、そのベストを尽くすしかない、そう思って生きていて。私にとっては、目の前で繰り広げられる演技に見入って、それを書き記すことが、自分にできるすべて。貴方の演技を観て、心がしゃんとしました。ありがとう!
デニス・ヴァシリエフス。スピンに魅力! ステップシークエンス、音楽に乗っていてよかった。
ジェイソン・ブラウン。曲は「シナーマン」。世界への愛が炸裂するすばらしい演技! 日本だと宝塚歌劇団の名作ショー『ノバ・ボサ・ノバ』(作・鴨川清作)のラストを飾る有名なナンバーなので、彼の演技を観ている頭の中で、轟悠(1999年雪組版に主演)が黄色とオレンジの衣装で踊りまくっており。『ノバ・ボサ・ノバ』では“熱狂”という言葉がふさわしい使われ方をしているのですが、ジェイソン・ブラウンの演技はスタイリッシュに研ぎ澄まされていて、しなやかな動きがアルヴィン・エイリー舞踊団のダンスをも思い起こさせて。洗練のうちに表現される疾走感に、…生きるって、そういうことかもしれないな、と…。
ダニエル・グラッスル。…何だか姿勢(特に上半身)で見栄えを損しているような。
マッテオ・リッツォ。演技に流れあり。“アーティスト”という言葉が浮かんだ。
ネイサン・チェン。立て直してからの演技は気迫があった。
モリス・クヴィテラシヴィリ。長い手足を大きく使えていたところは◎。
鍵山優真。演技が音楽とだいぶしっくりなじんできた!
ミハイル・コリヤダ。肩から力が抜けた感じの小粋なプログラム!
チャ・ジュンファン。演技が流れていってしまっているように見えてしまったのがもったいないなと。
宇野昌磨。曲は「Great Spirit」。エネルギーの発散の仕方が以前と変わってきて、成熟を感じた。
ボーヤン・ジン。完成形をぜひ観たいおもしろいプログラム。
ケヴィン・エイモズ。やっぱり彼のスケートはいい! 楽しい! この社会への祈りのような静けさから始まり、柔軟性を生かした演技に個性が次々はじけまくって、ラストまで目が離せない! 持ち前のキュートさに大人の男の魅力が加わって。
キーガン・メッシング。この混迷の世界への愛と優しさと思いやり、そして静かな覚悟に満ちた、すばらしい演技に涙! ……心配性なので、みんなを心配しすぎるといても立ってもいられなくなるのです。だから、今、自分にできることは何なのか、そのベストを尽くすしかない、そう思って生きていて。私にとっては、目の前で繰り広げられる演技に見入って、それを書き記すことが、自分にできるすべて。貴方の演技を観て、心がしゃんとしました。ありがとう!
デニス・ヴァシリエフス。スピンに魅力! ステップシークエンス、音楽に乗っていてよかった。
ジェイソン・ブラウン。曲は「シナーマン」。世界への愛が炸裂するすばらしい演技! 日本だと宝塚歌劇団の名作ショー『ノバ・ボサ・ノバ』(作・鴨川清作)のラストを飾る有名なナンバーなので、彼の演技を観ている頭の中で、轟悠(1999年雪組版に主演)が黄色とオレンジの衣装で踊りまくっており。『ノバ・ボサ・ノバ』では“熱狂”という言葉がふさわしい使われ方をしているのですが、ジェイソン・ブラウンの演技はスタイリッシュに研ぎ澄まされていて、しなやかな動きがアルヴィン・エイリー舞踊団のダンスをも思い起こさせて。洗練のうちに表現される疾走感に、…生きるって、そういうことかもしれないな、と…。
ダニエル・グラッスル。…何だか姿勢(特に上半身)で見栄えを損しているような。
マッテオ・リッツォ。演技に流れあり。“アーティスト”という言葉が浮かんだ。
ネイサン・チェン。立て直してからの演技は気迫があった。
モリス・クヴィテラシヴィリ。長い手足を大きく使えていたところは◎。
2021-03-26 00:55 この記事だけ表示