「世界フィギュアスケート選手権2021」女子フリープログラムの演技[フィギュアスケート]
 地上波放送順〜。

 宮原知子。曲は『トスカ』より。圧政に負けず愛と美と信念に生きようとした男女を描くオペラなのだから、その音楽をもっと味方につけよう。

 アレクサンドラ・トゥルソワ。心を無にして技術の極みに挑んでいく。スケーターとしての強い信念を感じさせる演技だった。

 オルガ・ミクティナ。演技に軽やかな流れがあった。

 ルナ・ヘンドリックス。もっと音楽を感じて気持ちを入れて滑ると観ている人とさらにつながることができると思う。

 マデリン・シーザス。腕の動きはもっと工夫できると思う。

 イ・ヘイン。長い腕は意識的に使えばさらに武器にできると思う。『白鳥の湖』のいいとこどりみたいな編曲でしたが、かちゃかちゃ切り替わりすぎの感あり。彼女ならしっとりとした白鳥の舞も観てみたい。

 ブレイディ・テネル。スピードあり。ソリッドな魅力にまろやかさが加わって。

 坂本花織。慎重に行ったということなのか、彼女ならではの胸がすくような思いきりのよさ&「やったるで〜!」な覇気がいまいち感じられず…。後半乗ってきたと感じられたところもあったけれども、最初のうちは少々心配したほど。ジャッジ席をブレードがかすめそうな振付も、絶好調のときは観ていて「ひいっ!」と声が上がりそうになるので。

 キム・イェリム。動きにメリハリがつくとしなやかさがさらに引き立つと思う。非常に氷上映えする人で、見入ってしまう。

 カレン・チェン。オリエンタルなヴァイオリンの調べに乗って、氷上に次々と花が開いていくような舞。腕の動きが美しい。

 エリザベータ・トゥクタミシェワ。背中に漢字の「愛」の一文字。その衣装通り、彼女は愛を背負って滑った。彼女に続く世代への深い愛をもって滑った。私は評論家として、「好きなことは好きなだけ長く続けようぜ!」のモットーをもって活動しています。その意味で貴女に深く強く共鳴します。彼女のかっこいい生き様が現れた演技!

 紀平梨花。もっと自分&自分のやってきたことを信じよう!

 アンナ・シェルバコワ。悲しみが伝わってくる演技だった。
2021-03-27 17:19 この記事だけ表示