藤本真由
(舞台評論家・ふじもとまゆ)
1972年生まれ。
東京大学法学部卒業後、新潮社に入社。写真週刊誌「FOCUS」の記者として、主に演劇・芸能分野の取材に携わる。
2001年退社し、フリーに。演劇を中心に国内はもとより海外の公演もインタビュー・取材を手がける。
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『青天を衝け』第十六回[ドラマ]
堤真一扮する平岡円四郎、今宵放送回で暗殺さる――徳川斉昭を演じた竹中直人に続き、きちんとした演技ができる役者が画面から消えていくのは痛い。一橋慶喜(草g剛)を京都まで支えに来た際の、「助太刀いたす」と言わんばかりの演技は実にかっこよかった。草gとの演技のやりとりもおもしろく、もっと言い応えのあるセリフで二人が芝居するのをいつか観られたら。
2021-05-30 23:50 この記事だけ表示