「うたコン」[テレビ]
 はじめに。今年の夏はそもそも外出を控えようと思っていましたが、あまりの感染者数の増加に、想像していた以上に多くの時間を自宅に引きこもって過ごすこととなり。毎日が人生のサバイバルなので何かを楽しむ気持ちにもなかなかなれず、夜毎、「NHKニュース7」のアナウンサーたちがニュースを伝える落ち着いた声に心癒されており。

 由紀さおり「手紙」。大きな愛の歌。アナロジーとしての“恋”の普遍性。人生の先輩の切なる思いを、大切に受け継いでいきたい。
 細川たかし「心のこり」。同時代に生きるとは、尊い生の時間を分かち合って生きること。その事実に対する理解は、何の職業に就いていても必要だと最近痛感するものなり。私自身は、鬱屈とした日々の果てに、ライヴ・パフォーマンスを観ることで得たものはさらに広い分野に活かしていけるということを知った夏でした。
 加藤登紀子「わが人生に悔いなし」。題名の言葉を、心からかみしめての歌唱だった。作詞家の紡ぎ出した言葉が、歌手という“濾過装置”を通して、歌声として滲み出してくる…。『ベルサイユのばら』のオスカルの如き女闘士が見えた。あきらめません。今を踏み越えて、闘います。
 横山剣「横須賀ストーリー」。演奏かっこいい!
柏木由紀「渚のバルコニー」。身体にくれぐれも気をつけて、アイドル道、頑張って!
 細川たかし「風雪よされ」。凄まじい雪と嵐と波しぶきに真っ向から立ち向かう人間の姿が見えた…。さまざまな場所でそんな闘いを繰り広げるすべての人たちへ、貴方たちがそこにいるから、私はここにいます。演奏にもしびれた!
 A.B.C-Z「夏と君のうた」。戸塚祥太の歌声に夏を感じて。それぞれが個性を発揮しつつ、最終的に“ザ・アイドル”というところにまとまるのが心地よい。
 EXIT「SUPER STAR」。曲が好き。
 Creepy Nuts「風来」。R-指定の日本語感覚を楽しむ。
2021-09-07 23:50 この記事だけ表示