藤本真由
(舞台評論家・ふじもとまゆ)
1972年生まれ。
東京大学法学部卒業後、新潮社に入社。写真週刊誌「FOCUS」の記者として、主に演劇・芸能分野の取材に携わる。
2001年退社し、フリーに。演劇を中心に国内はもとより海外の公演もインタビュー・取材を手がける。
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『不適切にもほどがある!』第3話[ドラマ]
栗田一也役の山本耕史と本人役で登場の八嶋智人の共演を観るのは、個人的には、レキシの楽曲を用いたミュージカル<愛のレキシアター>『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』(2019、原案・演出・上演台本:河原雅彦)以来(第1話のゲスト菅原永二も、作・三谷幸喜、演出:河原雅彦の2022年作品『VAMP SHOW』で活躍)。ミュージカル・シーンで「セクシャル・ハラスメント・No.1」(桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」オマージュかと)を歌う山本耕史の歌唱力! 「♪ラブとハラは紙一重」のラストの「え〜」の発声がツボ。そして八嶋智人大活躍の回。