「四月大歌舞伎」昼の部[歌舞伎]
 複雑な心理へと至る複雑な人間関係を演者たちがその演技のうちにわかりやすく提示し、“フィクションの効用”を感じさせた『双蝶々曲輪日記 引窓』。ゆかいな神々の姿がめでたくも楽しい『七福神』。ベテラン勢の活躍によって作品に対する新たな気づきを得た『夏祭浪花鑑』。

(11時、歌舞伎座)