『光る君へ』第12回[ドラマ]
 藤原道長役の柄本佑の演技に、――彼の父、柄本明味を感じる瞬間があり。
 労働で汗を流すまひろ(吉高由里子)の姿、いい。
 まひろに結婚を告げて、「妾でもよいと言ってくれ」という道長の心の声は、甘えのような……。そして、「妾でもいい」と思ってはいても、男の方から先に結婚すると言われてしまえば、女のプライドとして、「妾でもいいです」と自分からは言えないような……。