『光る君へ』第13回[ドラマ]
 字の読めない女の子に字を教えるまひろ(吉高由里子)――自分の生きるエネルギーを持て余しているような。
 藤原兼家役段田安則の、正気を失っていく演技がすごい。
 まひろが書いた文(女ながらに漢詩)を、道長(柄本佑)の文箱から倫子(黒木華)が見つけてしまうという流れが、物語上巧い。