藤本真由
(舞台評論家・ふじもとまゆ)
1972年生まれ。
東京大学法学部卒業後、新潮社に入社。写真週刊誌「FOCUS」の記者として、主に演劇・芸能分野の取材に携わる。
2001年退社し、フリーに。演劇を中心に国内はもとより海外の公演もインタビュー・取材を手がける。
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『光る君へ』第13回[ドラマ]
字の読めない女の子に字を教えるまひろ(吉高由里子)――自分の生きるエネルギーを持て余しているような。
藤原兼家役段田安則の、正気を失っていく演技がすごい。
まひろが書いた文(女ながらに漢詩)を、道長(柄本佑)の文箱から倫子(黒木華)が見つけてしまうという流れが、物語上巧い。
藤原兼家役段田安則の、正気を失っていく演技がすごい。
まひろが書いた文(女ながらに漢詩)を、道長(柄本佑)の文箱から倫子(黒木華)が見つけてしまうという流れが、物語上巧い。