友野一希。ステップ・シークエンスよかった。納得行くまで心のままに!
 吉田唄菜&森田真沙也。二人の個性を説得感をもってこれ! と提示できるようになると◎。
 キーガン・メッシング。キーガンのスケート、大きくて温かくていい!
 イザボー・レヴィト。キューティエレガンス堪能!
 三浦佳生。落ち着いていて元気でよかった。氷上で大きさを感じた。
 千葉百音。曲は『蝶々夫人』。中盤のスピン、可憐! 「ある晴れた日に」のくだりでは、長崎のグラバー邸から港を見ていたときの気持ちを思い出し。
 ディアナ・ステラート=デュデク&マキシム・デシャン。ステラート=デュデクから目を離すまじ、のデシャンのシュア感。
 ジェイソン・ブラウン。椅子につかまってぐるぐるスライディングしたり、小道具も用いてとても楽しいプログラム。
 長岡柚奈&森口澄士。頼もしいお兄ちゃん&かわいい妹のやりとりを見ているみたいなわちゃわちゃ感。
 荒川静香『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」。優雅の極み、超越感。伝説のイナバウアー! 舞台でいうと持ち役、持ち歌を深め磨き続けていくような。
 アンバー・グレン。彼女らしく人生のニュアンスがにじむ演技。大人の女性のスケーターの活躍、いい。
 イリア・マリニン。若いのに実に骨太な演技ができるのがいいな、と。
 島田麻央。音楽を感じて滑ろう!
 佐藤駿。誰かと共に滑っているのを夢想できるような、『ロシュフォールの恋人たち』の素敵な演技!
 ハイパー・ギレス&ポール・ポワリエ。今シーズンのリズムダンス「Supermodel / I’m Too Sexy」を披露。技と見どころがみっちり詰め込まれ、エンターテイナーぶりも発揮されて、実に見応えあり!
 中井亜美。大人っぽい演技も大いに行けそうな。
 マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ。「Slide」の曲に乗ってスライディングもたっぷりと、情感あふれる演技がよかった。
 坂本花織。祝すっきり晴れやかな第二章の始まり!
 鍵山優真。しっとりとした演技、氷上いっぱいに描き出されるスムーズ感!
 アリサ・リウ。素直な演技にホロッと来た。ガンバ!
 三浦璃来&木原龍一。曲は「Can’t Stop the Feelings」。どうしてりくりゅうを観ているとこんなに幸せになるのだろう――曲のタイトル通り、幸福感が止まらない!
 久しぶりのアイスショー、楽しかったです!
 4月1日地上波放送分(全員)。

<ペア・ショートプログラム>
 長岡柚奈&森口澄士。長岡柚奈、いきいき! 森口澄士の大きさ。のびのびと滑っていて、二人の間の絆が感じ取れるようになってきつつある。あっという間の演技。

<ペア・フリー>
 長岡柚奈&森口澄士組については既に記した。
 ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ボロディン。首をかしげたり、ちょっとしたしぐさににじむファビアン・ハーゼのたおやかさ。ボロディンの力強さ。確かな技と振付(ブノワ・リショー)のおもしろさをたっぷり味わえる演技。

<アイスダンス・リズムダンス>
 吉田唄菜&森田真沙也。ノリノリの演技、楽しく観られた。

<アイスダンス・フリーダンス>
 吉田唄菜&森田真沙也組については既に記した。
 ロランス・フルニエ=ボードリー&ギヨーム・シゼロン。フルニエ=ボードリーの個性がより前面に出てきたように感じられて、結果、この二人ならではの魅力が味わえた。すばらしい演技。

<エキシビション>
 千葉百音。腕遣いのやわらかさ。
 長岡柚奈&森口澄士。氷に横たわった森口澄士が長岡柚奈をバーベルみたいに何度か持ち上げるところから始まり、小芝居入りの楽しい「鍛えようぜ」プログラム。さらにはじけてよし!
 ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ボロディン。ドラマをも感じさせるしっとり演技を堪能。
 ニーナ・ピンザローネ。大自然と、そこに強く生きる女性と、その両方に交互にフォーカスが当たるのを観ているような、そんな不思議な感覚がたまらない演技。ムキムキポーズみたいな腕のポジションでのスピンを始め、スピンにおける表現がとても力強い。
 佐藤駿。研ぎ澄まされたものを感じた。
 鍵山優真。曲は角野隼斗作曲の「frostline」。音とスケーティングの融合がすばらしく、見応え聴き応えあり!
 ロランス・フルニエ=ボードリー&ギヨーム・シゼロン。新たな地平の予感。
 イリア・マリニン。そのまま強く進んでゆけ〜!
 坂本花織。やりきった軽やかさ!

「スターズ・オン・アイス2026」、東京初日に観に行きます!
 3月29日地上波放送分(全員)。

<女子フリー>
 中井亜美。ENJOY!
 ニーナ・ピンザローネ。空を流れていく雲をじっと見つめて、そこに風の存在を感じるような、そんな風に引き込まれてあっという間の演技だった! 振付はブノワ・リショー。彼がどんなスケーターにインスピレーションを感じるのか、観ていて非常に興味深い。
 イザボー・レヴィト。スピンに魅力を感じた。
 アンバー・グレン。トリプルアクセル、ゴージャス! 最後まであきらめない姿に涙。
 千葉百音。映画『ロミオとジュリエット』の楽曲に乗せて、どこかせつなさと前向きな疾走感を感じさせる演技を披露。
 坂本花織。流れとスピードがあり、大きな(厳しい?)愛に向かって飛翔していくような、坂本花織らしい堂々たる演技を最後に観られて感無量! 涙! 坂本花織の背中を押して送り出す中野園子コーチを観るのもとても好きでした(「私の背中も押して〜」と思っていた。笑。ミラノ・コルティナ五輪は何かリンクサイドが分厚くて残念で)。坂本花織選手&中野園子コーチ、本当にお疲れ様でした!

<アイスダンス・フリーダンス>
 吉田唄菜&森田真沙也。例えば同じ動作をするところなど、腕の表現が、吉田唄菜は力強い一方、森田真沙也はやわらかいというか動きが流れていってしまうように見えなくもなかったりするので、対比で見せるのか、同じように見せるのか、的をしぼったらよいように思った。

<男子フリー>
 鍵山優真。曲は『トゥーランドット』。一つ一つとてもていねいに、音楽を感じて滑っていた。宙から吊られたかのように美しい四回転トーループ。最後のジャンプのトリプルアクセルが決まってガッツポーズしてからは気持ちも乗りまくって、音楽に乗っての雄大なイナバウアー。すばらしい演技に涙!
 スティーブン・ゴゴレフ。振付はブノワ・リショー。ただ滑っているだけで何かを感じさせるような、そんな雰囲気をまとっていると思った。フライング・キャメル・スピンの後半の回転に引き込まれる。ステップ・シークエンスあたりから、寄せては返す波を思った。
 佐藤駿。曲は「火の鳥」。冒頭から鳥感あり。観ていて、心に羽根が生えてふわりと飛び上がっていくようだった。佐藤駿のスケート、いい!
 アレクサンドル・セレフコ。やわらかさと強さとを兼ね備えていると感じた。冒頭のちょっとしたしぐさから、……いいな、と。観る者を引き込む演技ができる人。
 アダム・シャオ・イム・ファ。アダム・シャオ・イム・ファ×ブノワ・リショー振付の世界を最後まで楽しむことができた。
 イリア・マリニン。未知への不安と期待と。見入ってしまう演技。
 3月27日地上波放送分(全員)。

<女子ショートプログラム>
 ニーナ・ピンザローネ。めちゃあっという間のすばらしい演技。荒波にも負けず人生をきりっとしたたたずまいで歩んでいく貴婦人の如き女性が見えた。ブノワ・リショーの振付もよく体現されていた。この曲「Send in the Clowns」を私自身なぜこんなにも好きなのか、改めて考えてみたり。
 中井亜美。一つ一つの動作がキレよく明快だった。
 イサボー・レヴィト。三回転ルッツ−三回転ループの難しいコンビネーション・ジャンプを含め、大人の余裕をもって演技を楽しんでいる風情があり、自分の世界に観る者を引き込んでいった。
 アンバー・グレン。弱さを知るから強さもある。世界中の人々と手をつなぎ合って生を祝福するかのような演技。人生における真の勝利――自分自身の人生を生きること――を感じさせて。涙!
 坂本花織。「Time to Say Goodbye」の曲に溶け込むスピン。伸びやかなスケーティング。彼女らしい演技を堪能。
 千葉百音。ドナ・サマーの「Last Dance」を滑ってどこかエレガント、振付をよく自分のものにしていた。流されずに自分をしっかり出していこうという意志の強さが感じられる演技に拍手。

<ペア・フリー>
 長岡柚奈&森口澄士。観てください! という自信とオーラにあふれていて、引き込まれてあっという間の演技。森口澄士にみなぎる包容力! 長岡柚奈にも夢見る風情があって、二人の個性もよくブレンドされてきていると感じた。

<男子ショートプログラム>
 アレクサンドル・セレフコ。冒頭から「きゃあ」と言ってしまいそうなアピール十分の演技。余裕のある四回転トーループ。頭を抱えて思わせぶり風情が気になるフライング・シット・スピンを含め、スピンでの表現を楽しむ。……今、俺何かしましたか? みたいな余裕が心憎い、三回転ルッツ−3回転トーループ。
 三浦佳生。心が先走っていくような演技で、観ていてこちらも心ざわざわ。落ち着いて〜。
 アダム・シャオ・イム・ファ。彼の身体能力をすばらしく活かしたブノワ・リショーの振付。引き込まれてあっという間の演技。
 イリア・マリニン。何か一人違う競技の境地に入っていった感あり。人間としての軸がしっかと太くなり、たくましさが増したような。これからが実に楽しみ!
 鍵山優真。表現面が格段に大人っぽくなっていてよかった! 拍手!
 佐藤駿。自身の身体をもって美しい表現を生み出していた。四回転トーループ−三回転トーループ、二本目を跳び上がる瞬間が観ていてこちらも引き込まれていきそう。スピンも見応えあり。大人っぽさ、せつなさを感じた。拍手!
 録画視聴。
 イリア・マリニンの演技に心を打たれた。曲は「Fear」。こんなにも苦悩が色濃く深く表現された演技を、フィギュアスケートで初めて観た。バックフリップさえもその表現の一部だった。冒頭からぐっと心をつかまれて、途中、声を上げて泣いた……。このオリンピック期間中に人として大きく成長したことがうかがえて。貴方だけが味わってきた人生上の経験と、貴方だけに可能な技術、それを融合させて氷上で滑り、観る者と分かち合ったとき、そこに何かが生まれる。
 苦悩が表現できるなら、あふれんばかりの幸福感も表現できる、それがフィギュアスケート。人生さまざまなジャンルのコンビを観てきたけれども、三浦璃来&木原龍一のりくりゅうコンビはその中でも心に残る名コンビの一つ。三浦璃来の輝く美しさ。泣き虫キャラが定着しつつある? 木原龍一のかわいかっこよさ。フリーの演技が二人の競技にかける真剣な思いを示すものだとすれば、こちらは、二人の掛け合いの楽しさが伝わってくるような、観ていて幸せになる演技。三浦の片足を木原が両手でもって回すのを含めたラスト近くのド迫力ぐるんぐるんの連発には、伝統芸能・太神楽の曲芸師コンビ、海老一染之助&染太郎が和傘の上で毬等を回しながらの決めゼリフ、「いつもより多く回しております〜!!」を思い出した――テレビのお正月番組等でおなじみの、おめでたさいっぱいの芸風の兄弟コンビだった。
 ダニエル・グラッスル。しっとり系もいいですね。と思いきや、シャツを脱いでの後半は生き生き楽しんで滑っていた!
 オリヴィア・スマート&ティム・ディーク。サッカーのユニフォームで滑り、ゴールポストとサッカーボールも出てきて二人でかわるがわるシュート! 今年は「ワールドカップ2026」もありますね! その前に「WBC2026」もあってあひるは忙しい(笑)。
 ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ボロディン。しっとり。ボロディンのリードが素敵。二人ならではのスケート、見つけていって!
 佐藤駿。彼はジャンプがすばらしい分、他の要素はジャンプと比べられすぎて少々損をしている部分もあるのではないかと、競技の演技を観ていて感じた。手足等の動きの部分については、このエキシビションの演技ではかなり工夫して見せていたと思う。その一方で、エキシビションの演技については、割とどこか羽生結弦が滑っているようにも見えた。「学ぶ」の語源は「まねぶ」、すなわち真似ることであって、もちろん最初は真似るのでもいい。でも、最終的には、その学びの対象がいかに自分の身体に自身の意図を落とし込んで滑り、動いているかを分析した上で、佐藤駿自身の身体にいかに自分自身の意図として落とし込み、演技するかが問われるわけで、佐藤駿はスケーターとして今やその段階にたどり着いたのだろうと思う。久しぶりに演技を観て、いろいろな意味で成長ぶりがめざましいと感じた。
 アンバー・グレン。ゴージャスで素敵! 大人の演技ができるスケーターの活躍がうれしい。
 パイパー・ギレス&ポール・ポワリエ。ギレスの強さ。
 マリア・パブロワ&アレクセイ・スヴィアチェンコ。スヴィアチェンコ、いいキャラである(笑)。頭の上にパブロワの腹部を乗せて手を放しての回転、すごい。
 チャン・ジュンファン。優しく対話を楽しむような、あっという間の演技に見入る。昨年12月に出張で初めて韓国に行ったとき、親切で優しい人ばかりで、「How can I not love them?」とときに涙がこぼれそうになったのだけれども、そう親しみを抱く上では、韓国のフィギュアスケーターたちの演技を観てきたことも大きかったな、と。ありがとう!
 アリソン・リード&サウリウス・アンブルレビチウス。クリムキン風イーグルをしたリードが仰向け後ろ向きに滑っていくアンブルレビチウスを支えているのがおもしろかった。
 アナスタシア・メテルキナ&ルカ・ベルラワ。ダイナミックぐるんぐるん、来た〜! スパンダー・バレエの「True」(好きな曲です)に合わせてのベルラワの小粋な仕草もよかった。
 シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ。「私たちの国、イタリアを楽しんでいってね!」感、おもてなし感があふれていて、観ていて幸せになる。母国開催のオリンピック、お二人にとって楽しいものであったならよかった!
 イ・ヘイン。憑依能力をこれからも生かしていって!
 鍵山優真。角野隼斗が彼のために書き下ろした「frostline」に乗っての演技。軽やかで浮遊感があってキラキラしていて、曲と滑りがマッチしていた。カロリーナ・コストナーの振付もよかった。とてもよいプログラム!
 マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ。しっとり美しく、調和があり、二人の魅力を堪能。
 サラ・コンティ&ニッコロ・マチー。ミラノ出身のマチーが長身から繰り出すふわんふわんとした動きがおもしろくて笑った。「Y.M.C.A.」は現地にいたら一緒に踊っていたかと。マチーが頭にコンティの腹部を乗せて手を放してくるくる回ったり、盛り上げ上手の二人!
 ロランス・フルニエ=ボードリー&ギヨーム・シゼロン。ショートプログラム、フリーのように、“残像”が見えなかったのがよかった。
 ミハイル・シャイドロフ。曲は映画『カンフーパンダ』。パンダの着ぐるみで熱演、ジャンプも! ――パンダの着ぐるみをかぶったシャイドロフの両足をつかんでぐるんぐるん回す友情出演ルカ・ベルラワもすごい。こういうおもしろいところも競技で発揮すればいいのに〜。と思っていたらフィナーレもその姿のまま登場(笑)。
 平和の祭典、オリンピック。氷上の演技についてのみならず、世界情勢、地政学を考える好機ともなりました。関わった方々、そして、これまでのオリンピックで素敵な演技をしてきた方々にも、感謝!
 録画視聴。
 アンバー・グレンの演技がすばらしかった。軸キュン! のトリプルアクセル高! 観ていて気持ちの引き締まるようなジャンプ続々と。スケールの大きさ、優雅さ。滑る、生きる喜びがある、スポーツとしてのフィギュアスケートの魅力がつまった素敵な演技。中井亜美のトリプルアクセルも思い切りよく跳び上がる様がいいのだけれども、複数のスケーターが跳んでいるとそれぞれの個性や魅力がわかって楽しい。グレンは次に滑ったソフィア・サモデルキナの演技終了後も、「今の演技、よかったでしょ? もっと拍手!」とばかりに煽ったり、この夜のキャプテンという感じの活躍。
 イ・ヘインの演技にも大いに引き込まれた。曲は「カルメン組曲第1番」、振付はミーシャ・ジー。あでやかな黒の衣装。音楽に合った三回転サルコー。ほとんどトランス状態かと思うほど入り込んだステップ・シークエンスからドラマティックなラストへ――巫女力を感じた。そして風格も。演技、また観られて本当によかった!
 千葉百音も会心の演技。曲は映画『ロミオとジュリエット』より。音楽を感じて滑っていて、ジュリエットらしい可憐さも。千葉百音らしい感性を感じさせるあっという間の演技に引き込まれて拍手!
 ロリー・シールド。一つ一つをていねいに行おうという気持ち◎。
 リヴィア・カイザー。両手を組んでの三回転ジャンプが、衣裳のひるがえりとあいまって、白鳥が舞い上がるよう! 終盤、気持ち乗っていた。
 マリア・セニュック。強い気持ちと祈りを感じる箇所があった。
 キミー・レポンド。気持ち、切れなかった!
 張瑞陽。キビキビ、柔軟性があり、気持ちよくジャンプも決まり、『ミス・サイゴン』の曲の美しさも感じられる演技に引き込まれた。
 ララ・ナキ・グッドマン。気持ちの乗った演技で、『JAWS』の曲のおもしろさを味わった。襲いかかるような仕草がおもしろい。片手をウエストに当て、もう片手で足をもってのスピンの形が楽しかった。
 オルガ・ミクティナ。身体の動かし方がとても綺麗で見入った。しっとり小気味よい演技。
 ユリア・ザウター。とりわけ前半のジャンプが高かった。
 イーダ・カルフネン。最後の、身体を思いっきり背中側に折ってコンパクトにまとめてのスピンがすごい。『白鳥の湖』のぶつ切り編曲は聴いていてしんどかった……。
 シン・ジア。観ていて気持ちのいいジャンプ。伸びやかなステップ・シークエンス。フランツ・リストの『愛の夢』を滑って夢見る風情あり。
 ソフィア・サモデルキナ。ジャンプのシュア感、確信感。
 ニーナ・ピンザローネ。心にぱっと飛び込んでくるあざやかな赤の衣装。冒頭からマイム風の動きがおもしろいブノワ・リショー振付。さまざまな美点を総合的に提示できる魅力を感じる、割とあっという間の演技。確かにインスピレーションをかきたてる存在である。
 ニーナ・ペトロキナ。気迫みなぎる演技。滑りが観ていて気持ちいい。
 イザボー・レビト。彼女の魅力であるフェアリー感、エアリー感を堪能!
 ルナ・ヘンドリックス。落ち着いて観ていられる、引き込まれて割とあっという間の演技だった。
 アナスタシア・グバノワ。優しい思いに強く貫かれていると感じる演技。
 AIN(中立な立場の個人選手)参加制度について考えていて、「オリンピックは誰のもの?」という疑問が浮かんだ。侵略された側の選手の心、AIN選手の心、周囲の選手やスタッフの心、そして観る側の心、そういった心の面に対し、映像に映っていないだけで何らかの配慮、心配りはなされているのだろうか。
 録画視聴。
 中井亜美の演技に嗚咽が止まらなかった。滑ったのはフェデリコ・フェリーニの『道』。後ろにスクリーン、そこにモノクロ映画が流れ、そこから抜け出てきた少女がカラフルな世界で舞っているようだった――。
 泣いた演技もう一つ。坂本花織。思いあふれて。……私、一時期、テレビ画面にアイスリンクが映るだけで、あるアイスショーで味わった思いがフラッシュバックして、きりきりきーんと気分が悪くなるからテレビを消して……の繰り返しで。でも、坂本花織が引退するなら観たいな、りくりゅう(ペアの三浦璃来&木原龍一)の活躍は観たいな……と、「全日本選手権2025」から少しずつ慣らしていって、そして、団体戦の熱戦に引き込まれて、……あ、そう言えばフラッシュバックしてない! と。そして、いろいろな競技を観ていると坂本花織が以前滑った曲が流れて、昔の演技を思い出していた。戻ってきてよかった。オリンピックのフィギュアスケート、子供のときから好きだったから。引き戻してくれて、ありがとう。フリーは坂本花織らしさ爆発で!
 メダ・バイアコーテー。夢見る風情。
 リヴィア・カイザー。ホイットニー・ヒューストンの「I Will Always Love You」をよく表現しようとしていた。
 マリア・セニュック。祈り。次第に乗ってきた。
 ユリア・ザウター。キレ。気風のよさ。
 エカテリーナ・クラコワ。ジャンプを跳んだあとの足さばき等、ニュアンスがあり、雰囲気のある演技。
 イ・ヘイン。あちこちに彼女らしい魅力があった。フライング・キャメル・スピン、曲と合っていて幽玄感あり。スピンが素敵。
 ソフィア・サモデルキナ。楽しく小気味いい「チャルダッシュ」に乗っての演技!
 ニーナ・ピンザローネ。私の心の愛唱歌、スティーヴン・ソンドハイムの「Send In The Clowns」をピンクの衣装で(ずっとピンクが似合う、そしてこの歌が似合う女性になっていくことが人生の目標なり)。曲と溶け合うスピン。ジャンプ着氷後のフリーレッグのあしらいが綺麗。夢見るような。振付ブノワ・リショー、キス&クライに登場――確かに感性、合うかも。
 ニーナ・ペトロキナ。確固たる信念。みなぎる気迫。心意気や良し。
 ララ・ナキ・グットマン。ところどころに現れる個性。
 アリサ・リウ。開き直って自由。穏やかな自己肯定感。新機軸。
 イザボー・レビト。ジャンプ後のフリーレッグの上げ方がキューティ・エレガント。
 アナスタシア・グバノワ。もっと楽しくてもいいぞ〜。
 アンバー・グレン。曲はマドンナの「Like A Prayer」。少女のころマドンナ好きでした。彼女がマドンナに寄せたルックスにしていたので、……おお、マドンナがきれいなトリプルアクセル、跳んでるぞ! みたいな。立て直した。フリーは落ち着いてENJOY!
 千葉百音。躍動感あり。
 録画視聴。
 カミーユ・コヴァレフ&パヴェル・コヴァレフ。キュートなコスチュームでのショートプログラムと打って変わって、ハードでおしゃれな感じ。カミーユの魅せ方!
 ユリア・シェチニナ&ミハル・ウォズニアク。冒頭から祈りのような思いがあり、涙がこぼれそうに。途中で二人が楽しそうな表情に変わり、引き込まれた。
 ディアナ・ステラート=デュデク&マキシム・デシャン。姿勢の美しさとゆったりとした腕の動かし方からステラート=デュデクの気品と優雅さが生まれるのだな……とずっと見入っていて、最終的に、それを支えるデシャンの存在がクローズアップされてくるという、不思議な印象を残す二人。
 アナスタシア・ヴァイパン=ロー&ルーク・ディグビー。目線でコミュニケーション。
 カリーナ・アコポワ&ニキータ・ラフマニン。真摯な、祈りのような思い。
 アニカ・ホッケ&ロベルト・クンケル。スロージャンプきれい! 楽しそうな表情よし。そして最後に、片手で、両手で、ショートプログラムよりさらにすごいぐるんぐるん回し来た! 楽しい! アイス・ショー映えしそう。
 レベッカ・ギラルディ&フィリッポ・アンブロジーニ。気迫あり!
 エミリー・チャン&スペンサー・アキラ・ハウ。滑りにスピードと大きさがあり、後半ぐいぐいとミュージカル『ゴースト』からの曲を表現していた。よかった!
 サラ・コンティ&ニッコロ・マチー。静と動のメリハリが効いていてドラマティックな演技。最初はコンティに目が行っていたけれども、次第にそれを支えるマチーの存在に引き込まれた。
 エリー・カム&ダニー・オシェイ。失敗があっても、「落ち着いて滑れば大丈夫だから!」と暖かく励まし続ける声が聞こえてくるようで、そして、二人で滑る時間を本当に楽しんでいるのが伝わってきて、なんて素敵な人なんだ……と、笑顔のオシェイに涙。
 ウェンジン・スイ&ツォン・ハン。二人にしか創り出せない確固とした世界を堪能!
 三浦璃来&木原龍一。二人が何かに捧げる厳かな儀式を観ているようだった。そして、二人をつなぐ透明な絆がはっきり見えるようだった。昨日のショートプログラムでミスがあったリフトでぎゅっと手を握り合ったのが見えて……。スピードがある、りくりゅうらしい演技を世界の観客と分かち合えたことがうれしい。二人の国際大会デビューだった「NHK杯2019」を生観戦して「超えていく」という文章を書いたけれども、そのときの解き放たれていくような演技は今もずっと胸の中にあって、だから今日まで二人していろいろ超えてきたんだろうな……と。二人の魅力はあふれる幸せ感にもあると思うので、エキシビションで披露しちゃって〜!
 マリア・パブロワ&アレクセイ・スヴィアチェンコ。スヴィアチェンコというスケーターがとても気になった演技でした。
 リア・ペレイラ&トレント・ミショー。曲がヴォーカル入りになってから、音楽を楽しんで演技しているのが伝わってきた。
 アナスタシヤ・メテルキナ&ルカ・ベルラワ。ブノワ・リショー振付。二人の創り出す空気が素敵。リフトの降ろし方、ペア・コンビネーション・スピン、最後の姿勢、見どころが多い演技。
 ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ヴォロディン。ハーゼがリフトから降りてくる姿が可憐な花のようでとても素敵だった!

 それぞれの組の個性が発揮されていて、ペアって素敵な競技だな……と。そして、高橋成美解説が、それぞれのペアに対して温かみがあり、競技への愛情にもあふれ、洞察力も深かった。評論家として軸のブレない文章を書かねば〜と、気合、めちゃ入りました。感謝!
 明日は昼前から夜まで用事があるので更新できませんが、女子ショートプログラム、ガンバ!
 録画視聴。
 ウェンジン・スイ&ツォン・ハン。ウェンジン・スイにミスが出たとき、ツォン・ハンから……俺が支える! オーラが瞬時に放たれて、おお、と。ラストの方、曲をおしゃれに表現していた。

 長岡柚奈&森口澄士。長岡柚奈の緊張が観ている側にまで伝わってくるようで、失敗してしまったとき、……大丈夫だから! と森口澄士が包容力を発揮、会場の声援も温かく、演技を立て直す。包容力のある人と組むっていいなあと、ときめいた。頑張った人たちは終わった後のインタビューで申し訳ないみたいに謝らないで〜〜〜。
 リア・ペレイラ&トレント・ミショー。合わせよう感が微笑ましかった。
 アニカ・ホッケ&ロベルト・クンケル。最後に何かすごいぐるんぐるん回し来た!
 エリー・カム&ダニー・オシェイ。ところどころ先生が生徒を見守る風で微笑ましかった。
 ディアナ・ステラート=デュデク&マキシム・デシャン。ステラート=デュデクの気品!
 アナスタシヤ・メテルキナ&ルカ・ベルラワ。伝わるもののとても多い演技だった。

 スノーボード男子ハーフパイプ決勝、ENJOYしたので書くまでもう一日ください&今のあひるの心の応援歌はドラマ『リブート』主題歌・Mr.Children「Again」!!!
 録画視聴。
 ユーシャン・リー。ていねいに滑っていた。スピードが欲しい。
 ドノヴァン・カリージョ。ブノワ・リショー振付のエルヴィス・プレスリー・メドレー。曲に合わせてエンジンをかける振り、楽しい。楽しんで滑っている演技は観ていて楽しい。
 三浦佳生。曲は『シェルブールの雨傘』。せつなさを感じた。4回転トーループ、音楽に合っていてよかった。
 ウラジーミル・サモイロフ。ところどころダイナミックさを感じた。
 ルーカス・ブリッチギー。とりわけ前半、力強さと集中を感じた。
 アレクサンドル・セレフコ。強い気持ちの入ったステップ・シークエンス。
 マッテオ・リッツォ。……それでも、生きていく。そんな、静かで確かな決意を感じさせる演技を披露。素敵な人だな……と見入っていた。
 マクシム・ナウモフ。足替えキャメル・スピンの最初の、全身が世界に向かって開かれていくようなポジションに魅せられたのと、フライング・シット・スピンでポジションを変えるときの鋭く宙を切り裂くような左足がかっこよかった。魂たぎるステップ・シークエンス。
 ボーヤン・ジン。ステップ・シークエンスの優しい笑顔。あなたに出逢えてよかった――人との出逢いが人生の財産。
 キリロ・マルサクをはじめ、ウクライナの選手たちが楽しく幸せに力を発揮できる五輪を、私は希望します。
 スティーブン・ゴゴレフ。この地上のすべての人に平和を希求する、そんな祈りに満ちた演技。氷上で命が躍動し、音と身体、四肢が戯れる様に、観終わって涙! 宝塚歌劇で有望な男役を見出したときのような高揚した気持ちに。
 佐藤駿。佐藤駿自身が火の鳥として舞い上がった4回転ルッツ! そして、火の鳥は平和な世界の上空を飛んでいった! 拍手&涙。滑り終わった後、……自分、まだまだ行けるんじゃないか……みたいな感じなのが、観ていてうれしく頼もしい。すごいスケーターになってきているんだから、自信もってどんどん行け〜! そして今大会、団体戦表彰台ブレード刃こぼれトラブルから得意の研磨でみんなを救うわ、ウィニングラン? するわ、日下匡力コーチも大活躍!
 アンドリュー・トルガシェフ。コレオシークエンス、何かすごかった。
 ケビン・エイモズ。自身振付の「ボレロ」。両手を後ろについてあおむけにスライディングしたり、考え込む人風スピンがあったり、見せ場の多い振付を堪能。最後はフェンス 近くで叫んでいましたが、目が合った人、「Oh」って感じだったんじゃないかと(笑)。
 チャ・ジュンファン。転倒してフェンスにぶつかる場面があったとは思えないほど、最後まで気持ちを切らさない演技で、観ていて心洗われるようだった。よかった!
 ダニエル・グラッスル。スピン以外でもおもしろい形になっていた。
 鍵山優真。必死感、本気感があった。
 イリア・マリニン。心と身体を休めて、またガンバ!

 エキシビション、録画予約しますね&スノーボード男子ハーフパイプ決勝は今日追い切れなかった〜。