演技冒頭…、彼女の中にごおおっと渦巻く嵐が見えたときから、鳥肌が…! そして、演技を観終わってこうして書いている今も、身震いが止まらない。こんな16歳が、日本にいるんだ…。自然現象になってしまえる人が。異界に行ってしまえる人が。トリプルアクセルが決まっているとか決まっていないとか、そういう話ではない。というか、これでトリプルアクセルが跳べていたら、いったい何が見えるのか…。
 思わず、名作演劇漫画『ガラスの仮面』の名台詞をもじってつぶやいていた。
「梨花…おそろしい子!」
(注:大女優・月影千草が、主人公・北島マヤの演技の才能にうたれて発する台詞)
 次回の演技が楽しみ、というか、ちょっとおそろしいです。観ているあひるがこんなにおそろしいんだから、一緒に演技する人はよほど自分をちゃんと持っていないと、もっとおそろしいだろうな…。
2018-11-27 23:44 この記事だけ表示
 …途中から、涙がじわじわあふれてきて…。一つ一つの動きに引き込まれていって、…まばゆい希望の光が見えた。そして、三原舞依の中の花がぱあっと開く瞬間を、私は目撃したのだった! …なんて美しい瞬間。心が大輪の花を咲かせる瞬間!
2018-11-27 23:39 この記事だけ表示
 田中刑事。確かに最後、音楽とちょっとズレちゃったりはしていた。でも、これまで競技で観てきた中で、彼が表現したいものが一番伝わってきて、観ていて楽しかった。あとは心技体の一致〜!
 本田真凜。まだ粗削りだけれども、とりわけ前半、ところどころにとても優雅で美しい芽が見えていて。ショートプログラムのとき、彼女について書いた言葉に関しては補足が必要だと思われるので、また後日、別項で。
 ようし、ネイサン・チェンは少し美に目覚めたぞ〜!
2018-11-27 23:37 この記事だけ表示
 田中刑事。最後まで前向きな気持ちが伝わってきて、これまでより演技時間が短く感じられた。長い手足を活かした一つ一つの動きが大きく、すっきりした表情も◎。
 ジェイソン・ブラウンの演技は、「ロシア杯2018」の羽生結弦の「秋によせて」の流れに続く、男性美の新たな可能性を強く打ち出した演技。
 本田真凜。しなやかさや伸びやかさ、彼女の美点をじっくり引き出しにかかっているコーチのラファエル・アルトゥニアンに頭が下がる。「スケートアメリカ2018」のときに気になった点も解消されつつある。「自分が好き」な本田真凜より、今回のように「スケートが好き」な本田真凜の方が、断然魅力的!
 紀平梨花。画面のこちら側にまで緊張が〜。けれども、頭上で手を組んだ三回転ルッツはシャープな美しさがさらに増していたし、スピンも見惚れる。「月の光」にのって滑る彼女の姿に、昨夜の東京で見られたとても美しい満月を思い出して。
 三原舞依。彼女のふんわりとした魅力が引き立つ今回の衣装◎◎◎。内面からどんどんあふれてくるものがあって、女性ヴォーカルの「It’s Magic」に、うっとり、ロマンティックに酔うひととき。優雅な大人の女性を感じさせて。
2018-11-24 13:26 この記事だけ表示
 2017年12月25日以来、オレは友野一希のエキシビションの演技を観るのを楽しみに待っていた!!!
 なぜって。友野一希と言えば。「エキシビションがすごいらしい」&「ラーメン大好き友野くん」として有名(夜中に彼のインスタグラムを見ない方がいいです。ラーメン食べたくなります)。そして、遂にその日がやって来た!
 ロボット振り!
 カクカクとしたその動きに、笑笑笑。さすがはエンターテイナー!
 でも。フリーの「リバーダンス」から、ちょっと感じていたのである。この短期間に、彼は多くを吸収し、猛スピードで成長していっている。だから、まだまだ少年っぽい面差しに、ふと大人っぽい表情を浮かべるようになったのを。そして、エキシビションで滑る彼の姿に、初めて男らしい魅力を感じて。
 たった一回の演技でわかったみたいに書いて申し訳ない。友野一希はエンターテイナーである。と同時に、まだまだ秘めている多くの顔がある。これから、その顔を次々と見せていってくれることに期待。ラーメン食べて頑張って!
2018-11-19 23:01 この記事だけ表示
 山下真瑚。待てど暮らせど帰って来ないピンカートンを待つ、蝶々夫人の想い――。やわらかい演技で、音楽の世界に没入させてくれた。
 松田悠良。ところどころに感じさせるエレガントさ。怪我を克服してリンクに帰ってきたときの演技が楽しみ。
 白岩優奈。エキシビションの方が、一つ一つの動きをメリハリつけて滑れている印象。

 アリーナ・ザギトワは、…今シーズン、どんどん顔つきが険しくなっていっていて…。心がいつまでもつんだろうか。心配。一つだけ思いついたのは。みんなでますます楽しく滑っていって、「こっちの世界においでよ!」といざなう『北風と太陽』作戦だ!
2018-11-19 22:59 この記事だけ表示
 今、振り返ってみると、その演技を観ていたときの、音と視覚の一切の記憶が、私にはない――。
 もちろん、ニュース映像や写真を観れば、そうだ、こういう衣装でこういう演技をしていたと思うし、曲を聴けば、そうだ、こういう曲だった、と思う。でも、初めてその演技にふれた瞬間の、それが残っていない。残っているのは、まるでブラックホールのような空間で、ただ、相手の心――狂おしいまでに自らの生の意味を求める心――を受け止めたという、その衝撃だけなのである。
 人間の身体には、見るために目という器官があり、聞くために耳という器官がある。だから通常、それを用いる。だが、肉体がなく、ただ心だけが存在し得ると考えた場合、心そのもので見、聞かなくてはならない。だから、あれは、ただ心だけを、ただ心だけで受け止めるという、究極の経験だったのだ。それだけでも、この世に生を享けてよかったと思えるような類の。
2018-11-19 20:43 この記事だけ表示
 鬼も、魔物も、幻想も、人の心の中にあるものです。自分の中から一度、それを引きずり出して闘わないことには、それ以上、絶対先には進めない。でも、思い切って闘えば、新しい自分に出逢える。生まれ変われる。今日のように。あひるも含め、みんないろいろありました! その闘いのとき、立ち向かう力を与えてくれるのが仲間の存在なのです。決して一人じゃないから! そして、演じる力は、演技のためだけにとっておけばいいのです。
 無理禁物!
2018-11-17 22:49 この記事だけ表示
 今夜はリアルタイムで観戦!
 …観ていて、自分の血がたぎりすぎて、血管が切れるんじゃないかと…。内なる太古の記憶、野性が呼び覚まされそうな。
 まだまだ、丁寧にできるところ、磨きをかけられるところがあります! それができたとき、貴方は憧れの人たちと立派に肩を並べていけます。表彰台本当におめでとう!
2018-11-17 22:42 この記事だけ表示
 松田悠良はこの日、長い手足を演技に活かせていた。『ME AND MY GIRL』は古いミュージカルなので、舞台で上演する際もそうなのだけれども、テンポに気をつけないと曲がもったり聴こえてしまうきらいがある。その点も今日の彼女は気を配って滑っていて、楽曲の楽しさ、かわいらしさが伝わってきた。曲の雰囲気を大切にする鈴木明子の振付のよさも見えてきた。
 山下真瑚は身体がどうにも重そうだったけれども、音を楽しむ彼女の魅力がフリーではもっと観られたらいいな。
 白岩優奈。この日の演技からは楽しさが伝わってきた。ダイナミックさも。少し流れがちなところに神経を行き届かせるようにしたら◎。
 みんな無理せず頑張れ〜。
2018-11-17 22:15 この記事だけ表示