11月29日&12月2日にサントリーホールで公演のあるホセ・カレーラス「テノール・リサイタル&コンサート」のプログラムに寄稿しています。今宵、どんな時間を過ごせるのか、楽しみです。
 アップされています。

http://etheatrix01.eplus2.jp/article/236242134.html

 文中でもふれましたが、さらっと壮絶な「1人で生まれて来たのだから」は圧巻。自分の歌をずっと守り続けている人は、尊い。
 アップされています。

http://eplus.jp/sys/web/theatrix/special/20111102_nakamuraza/index.html?P0010891#repo

 文中出てくる、伝法院通り東側の“白波五人男”の写真〜。

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 ちなみに、あひるの浅草でのお勧めは、子供のときから大好きな「梅園」の乙女餅。こしあんを包んだ豆餅が美味!
 ミュージカル「ロック・オブ・エイジズ」の主演とプロデューサーを務める西川貴教さんにインタビューしてきました。

http://etheatrix01.eplus2.jp/article/227678555.html

 ↑開くといきなりちょっとセクシーな写真。
 80年代を代表するロック・ナンバーでつづられるこの「ロック・オブ・エイジズ」、エイティーズで育ったあひるも興味津々。西川さんは1970年生まれ、あひるは1972年生まれということで、洋楽受容時期&体験がほぼ重なっていて。あひるは1982年、小学校5年生のときに、父の仕事の都合でカナダのオタワにお引っ越し、3年弱をそこで過ごすこととなったわけですが、当時はといえば、1981年に誕生したMTV文化がまさに花開こうとしていた頃! あひるも学校からダッシュで帰って、テレビの音楽番組にかじりつきになり、翌日、学校で友達と、誰の何の曲が何位だったね〜なんて話す子供時代を送っており。そういえばそのころから、曲とプロモーション・ビデオの感想を書きとめたりしていました。それで、気に入った曲があればお小遣いでカセットテープ(う、時代が…)を買うのですが、あひるは欲しいアルバムが多すぎてやりくりがいつも大変で。ちなみに、あひるが初めて手に入れた洋楽のアルバムは映画「フラッシュダンス」のサントラ! オタワで通っていたバレエ&ジャズダンスのクラスの発表会で、アイリーン・キャラの「Flashdance: What A Feeling」で踊ることになって、家でも練習するために親に買ってもらったのでした。そのときの振付は今でも何となく身体が覚えていたりする…。そして、初めて自分のお小遣いで買ったのは、カルチャー・クラブの「カラー・バイ・ナンバーズ」! 「Karma Chameleon」に「It’s A Miracle」、「Black Money」、「Victims」と、大好きな曲ばかりつまったこのアルバムは、今でも全曲ほとんど歌えるほど聞き込みすぎて、最後にはテープがたわんでしまったという…。
 初めて取材させていただいた西川さんですが、後ろ向きには人生を振り返りたくない…という姿勢や、音楽によって不思議に導かれてきた…なる人生観など、共感する点非常に多し。音楽について熱く語るとき、西川さんはそれは瞳をキラッキラッさせていて、カラーコンタクト越しのその光が何だか妖しく蒼く瞬くのを見ながら、あひる自身、音楽にまつわる記憶がたくさんフラッシュバック。あの当時のビデオクリップには、アーティストの彼女とか奥さんとかがいっぱい出ていて…なんて話あたり、そうそう! なんて思わず膝を打ちそうに。「ロック・オブ・エイジズ」のヒロインの名前はシェリー・クリスチャン、というところで、おお、これは、ジャーニーのヴォーカルだったスティーヴ・ペリーのヒット曲「Oh Sherrie」とナイト・レンジャーのヒット曲「Sister Christian」にちなんだネーミングだな! と、エイティーズ好きなら即座にわかってしまうのですが、「Oh Sherrie」自体、スティーヴ・ペリーの当時のガールフレンド、シェリーのことを歌った曲で、彼女がプロモーション・ビデオにも出ていたし、他にも、女優のロザンナ・アークエットと交際していたメンバーがいた絡みでTOTOの「Rosanna」なんて曲もあったな、なんていろいろ思い出したりして…。スターシップにMR.BIGにボン・ジョヴィにフォリナーにパット・ベネターにREOスピードワゴンにサバイバー、登場するナンバーのバンド名を観ているだけでめちゃめちゃ懐かしく。80年代の音楽は、何とはなしに音楽史上いまいち不当に貶められているような気なきにしもあらずなのがあひるとしては不満なところなのですが、「ロック・オブ・エイジズ」、エイティーズ・パワーをガツンと感じられる、元気の出る作品になることを期待!
 初日9月7日のお昼に行なわれた囲み会見と、9月7日の夜の初日の模様。

http://etheatrix01.eplus2.jp/article/225586510.html

 そちらには書かなかったことをこちらで補足。
 この晩、想念のヴィジョンを出していたのは、城田優、未来優希、浦井健治の三人。実は城田優の舞台を観たのはこの日が初めてだったのだけれども、舞台と役柄に対して深い誠意のある、今後が楽しみな方だな…と。囲み会見のときも、知性と優しさで共演陣に実に自然に気配りしている様が非常に好感度大。囲み会見でも、終演後の舞台挨拶でも、彼の心温まるジョークについつい大ウケしてしまうあひる。
 未来優希は、雪組公演「ソルフェリーノの夜明け」で宝塚を退団してからの想いを歌い上げ。愛する花園を去ってから、懐かしくもどこかさみしい気持ちで観劇した古巣雪組の「ロミオとジュリエット」。その作品の新たなバージョンに今、自分がこうして舞台人として参加している喜び。
 ベンヴォーリオ役の浦井健治がヴィジョンを出していたのはやはりの名ナンバー「どうやって伝えよう」(このナンバーについての雪組版でのエピソードは、今年4月上旬に書き記した<「どうやって伝えよう」http://daisy.stablo.jp/article/448444598.html>をご覧いただければ。本日TAKARAZUKA SKY STAGEで「タカラヅカニュース」を観ていたら、昨年7月の日本初演星組版でこの役を演じた涼紫央も、ディナーショー「0〜Love〜」でこのナンバーを歌ってヴィジョンを現出)。しかし。あひるは少々歯がゆかった。一番出しやすい初歩的なヴィジョンは出ているのだけれども、頭で考えず心で想ったら、もっとデカデカと浮かぶのに!
 このナンバーに例をとって説明すると、「この歌でどうやってヴィジョンを出そう」と考えても、ヴィジョンは出ない。ベンヴォーリオはこの歌で、親友であるロミオに、彼が愛するジュリエットの死を伝えなくてはならないのが他ならぬ自分であることに激しく苦悩している。それでは、演じる自分自身は、人間として、舞台人として、何かを伝えなくてはならないことに葛藤し、それでもなお、やはり自分は伝えねばならないのだと、ベンヴォーリオのように意を決したことはあっただろうか。そのときの役者自身の想いを歌に乗せて伝えればヴィジョン出現! となるのだと思う。「覚醒って何? 覚醒したい!」と、いくら頭で考えても覚醒は訪れないのと一緒。どちらもようは、心の解放の問題。
 しかしながら、ここでの浦井のパフォーマンスが提起した、心か頭か、想念か観念かという問いかけは、優れた芸術作品が後世に伝わっていく上で、想念のヴィジョンがどのような働きをなしているかという視点にも関わる非常に重要なものである。リヒャルト・シュトラウス先生の言葉等引きつつの論考はまた後日改めて。
 スマートフォンやドラッグなど現代風俗が出てくる今回の「ロミオ&ジュリエット」に、1998年、フィリピンの演出家ノノン・パディーリャがシアターコクーンにて演出した「ロミオ&ジュリエット」を懐かしく思い出したあひる。こちらの作品も、パソコンのチャットで会話したりするロミオとジュリエットの愛の物語を、現代社会は哀しいことにポルノグラフィとして消費してしまう――という大胆な設定で、羽野晶紀のジュリエットがかわいかった。個人的には、「ロミオとジュリエット」という物語については、此岸が無理なら彼岸で愛を貫こうとする、命を燃やし尽くすような初恋が描かれるのが何よりと考えていて、その意味で今回の城田ロミオは◎。
 このミュージカルにしても宝塚雪組版と今回のニューバージョンがあり、Kバレエ改訂版があり、アメリカン・バレエ・シアターの来日公演ありと、今年は何だかとっても「ロミオとジュリエット」の当たり年。それ以外でも観た舞台で、バルコニー・シーンでロミオが踊っているのにジュリエットが客席側を向いていて、「ちょっと! こんなにも激しく恋に落ちてしまったとき、その相手の一挙手一投足から一瞬たりとも目を離せないものではなくて!」と、恋する乙女の心情を思わず演技指導してしまいそうになったあひるは大の「ロミオとジュリエット」好き。
 それにしてもやはり、熊川哲也率いるKバレエカンパニーの改訂版はすべてがとんでもなく凄かったなあ…と(<天上の愛〜Kバレエカンパニー「ロミオとジュリエット」>http://daisy.stablo.jp/article/448444611.html&<目覚めよ緒月遠麻!!!〜Kバレエカンパニー「ロミオとジュリエット」&宝塚雪組公演「ニジンスキー」>http://daisy.stablo.jp/article/448444612.htmlをご覧ください…と書こうとして、作品について書き切っていないなあ&それにしてもおもしろいタイトルつけちゃったなあ…とちょっと反省)。電力不足の折、一家に一人、熊川哲也! と言いたくなるほど、熊川ロミオがキラキラキラキラ異様に光っていて、死により、美の彼岸でロミオとジュリエットの愛が成就する様はもはやハッピーエンドで…。
 それにしても。「ロミオ! 神父様のメールを読んでないの?」なんて演出に賛否両論あるらしき今回のミュージカル版ですが(ロミオのスマートフォンが壊されていて見られない。がために、浦井ベンヴォーリオもマントヴァまで伝えに行かねばならない)、twitterにmixi、facebookと、これだけコミュニケーション手段が発達しているかのように見える現代社会においてもなお、直接会えず、また、それらのコミュニケーション手段を媒介にもできず、決して「好き」と伝えるわけにはいかない、狂おしいほどのせつなさ、もどかしさというのも存在するわけで…。いったいどうして、決して「好き」とは言えない物理的、心理的状況が現出してしまうのか、そして、そんなとき人はそれこそ「どうやって伝えよう」をいかにして解決するのか、そのことを考えるのが、芸術を志す上での重要ポイントなのかな、と。…とまあ、ブログで伝えてしまったりして(笑)。
 ロナルド・ハーウッド作「想い出のカルテット」に主演する黒柳徹子さんにインタビューしてきました。

http://etheatrix01.eplus2.jp/article/224548547.html

 この素敵な「徹子の部屋」には残念ながらお邪魔せず、別室にて取材。部屋に入ってきた黒柳さんに、「まあ、かわいらしい服装!」とおほめをいただいたのがうれしかったあひる。薄紫の柄ストッキングがお目に留まったのかしらん。かくいうあひるは、取材時に黒柳さんがつけていた、大きなお花のついたカチューシャがとても素敵で、「どこでお買いになったんでしょうか?」と喉から出かかりそうでした(帽子&カチューシャのかぶりもの好きあひる)。
 ロナルド・ハーウッドといえば、リヒャルト・シュトラウスとシュテファン・ツヴァイク、ナチス体制下における二人の芸術家の共闘と苦悩を描いた2月の「コラボレーション」も非常におもしろかった劇作家。今回の作品は、音楽家だけが集まる老人ホームが舞台で、ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ「リゴレット」の四重唱がモチーフになっています。黒柳さんに、“孤独”についても直撃。ぜひご一読のほどを〜。
 レプリークBis vol.20<『レ・ミゼラブル』ファイナル!>、4月2日に発売になりました。あひるは宝塚コーナーと、OGコーナーの「風に結んで」大和悠河さん×謝珠栄さんの対談を担当しています。
 宝塚一本目は、現在東京宝塚劇場にて公演中の「愛のプレリュード」「Le Paradis!!」千秋楽で退団する花組トップスター真飛聖さんのコーナー。宝塚人生を語り尽くしたインタビューと、そんな真飛さんを送る文章で構成されています。インタビューページには、真飛さんに宝塚入団を決意させたとある写真が掲載されているのですが、取材の際、真飛さんがその写真と十数年ぶりに“再会”したまさにその場に立ち会うこととなり…。写真を前に、入団を決意した瞬間を改めて思い起こし、思い出をあざやかに語ってくださって、インタビュアー冥利に尽きる瞬間でした。
 「人は神にはなれない」で始まる、真飛さんを送る文章「あまりに人間的な、そして、宝塚的な」は、男役としてのその魅力を総括するのみならず、ここ最近ずっと考えてきた、宝塚のトップスターのあり方に対するあひるなりの一つの答え。これは実は、NODA・MAP「南へ」でちらっと提示された重要問題だったりもするのですが、詳しくはおいおい。退団公演の黒燕尾服の雄姿から、キュートなMr.YUまで、真飛さんが演じてきたさまざまな役柄の写真で彩られた楽しいページになっています。
 二本目は、先月20日に東京公演千秋楽を終えた「ロミオとジュリエット」でトップお披露目を果たした雪組トップスター音月桂さんのインタビューと、「ロミオとジュリエット」のレビュー。
 三本目は、現在宝塚大劇場にて「バラの国の王子」「ONE」を公演中の月組より、若手ホープのお三方、宇月颯さん、紫門ゆりやさん、珠城りょうさんの登場。撮影時はまだまだ寒い時期、武庫川のほとりで風にも負けず、フレッシュ・スマイル。
 大和さんと謝さんの対談では、大和さんが宝塚時代に謝さんの演出をがっちり受けた「黒い瞳」のお話も多く、初演の舞台を本当に懐かしく思い出してしまった次第。この作品、謝さん演出で音月さん主演の今度の雪組全国ツアーで再演されますが、メイン・キャストの配役のドンピシャ加減にしびれるばかりで、こちらの舞台も楽しみな限り。
 9日に青山劇場にて開幕したマシュー・ボーンの「白鳥の湖」。ローソンチケットのHPに、作品の魅力について篠井英介さんに語っていただいたインタビューの記事が掲載されています。

http://l-tike.com/oc/classic/swanlake/interview.html

 作品の大ファンでいらっしゃる篠井さんとは、前回2005年の二度目の来日公演の際の初日パーティで舞台について楽しくお話させていただいたことが。そのとき、あひるが編集した公演プログラムについて、「ちょっとマニアックじゃない〜?」とご指摘をいただいたのですが…、篠井さん、今回の公演プログラムでも、あひるが担当した10ページ、前回よりさらにマニアックになっちゃいました〜(笑)。ということで、“スワンク・バー”登場キャラクター図鑑の改訂を含む<マシュー・ボーン版『白鳥の湖』徹底ガイド>、皆さま、お楽しみいただければ。
 そして、一部で大ウケだったと思しき、「ドリームガールズ」から「スカーレット ピンパーネル」へと派生した“クジャク”ネタですが、…マシュー・ボーン版「白鳥の湖」にもありました! 資料を読んでいて発見したのですが、二幕のザ・スワンと王子のパ・ド・ドゥ中、ザ・スワンのソロを王子が舞台上にいて見守る設定になっているのは、“ザ・スワンによる、白鳥なんだけどクジャクっぽいパフォーマンス”が想定されていたという。これぞ、男性が白鳥をダイナミックに踊るマシュー・ボーン版ならではの趣向〜。そしてまたもや、「♪クジャクを知っているだろう〜」と宝塚版「スカーレット ピンパーネル」の「男とお洒落」のナンバーを歌ってしまったあひる(笑)。いつか白鳥になりたい! とずっと思ってきたあひるですが、こうなったらもう、クジャクを目指してみようかしら。
 かくも楽しみどころの多い公演、あひるは日帰り出張があったりしてまだ観に行けていません。観劇&堪能したら、心の名場面&心のキャラなどなど発表の予定〜。
 昨日になってしまいましたが、4月28日付朝日新聞朝刊に、5月19日に開幕する「ドリームガールズ」来日公演の全面広告が掲載されています。この広告、華麗なるブロードウェイ・ミュージカルの世界にふさわしく、上部にドーンとタイトル、下部にドーンと舞台写真と、はっきり言ってド派手、目立ってます(笑)。そして真ん中の部分にはあひるがドーンとおすすめ文を書いています。この文章を書くにあたって、昨年12月、ブロードウェイで作品を観劇したときの感動を改めて思い起こしていたのですが…、いろいろあって心身共に本当にヨレヨレになっていたのが、一つ夢を失ったとしても、人はまた新たな夢を見なくてはいけない、だって夢見て生きることこそ人生! と励まされたことが胸に熱く甦り、ちょっと思い出し泣き…。
 ちなみにあひる、「ドリームガールズ」では公演ちらしの方にも文章を寄せています。文章の部分はネオンサインみたいな雰囲気のおしゃれなデザインなのですが、あひるの書いた箇所はしかもキラキラピンク色になっていて、何だかとってもあひるっぽくて非常にお気に入り(笑)。あちこちの劇場に置かれていると思いますので、ぜひ一度手にとって見てみてください。元気がもらえる「ドリームガールズ」、本当におすすめです!
 扶桑社より10月1日に創刊された隔月刊女性誌「EFiL」のステージ欄を担当することになりました。第一回目は、12月に公演のある「マリインスキー・バレエ」の来日公演をご紹介しています。原稿を書いているうちに、公演が楽しみで楽しみで仕方なくなってきたあひる。これからもあひる自身が心から楽しみな公演をご紹介していきたいと思っていますので、新雑誌共々ごひいきのほどを。