黒部川第二発電所の白い四角い建物を観た瞬間「山口文象!」と設計者名を叫ぶあひるであった(すばらしいモダニズム建築ですよね)。
 ちょっと前になってしまったのですが、11月18日に放送された「ブラタモリ」目白の回が近代建築満載で非常に楽しく。学習院大学目白キャンパスにある「学習院東別館(旧皇族寮)」が紹介されていましたが、あひるは「華ひらく皇室文化−明治宮廷を彩る技と美−」展(2019)を観に学習院史料館を訪ねた際にこちらの建物を内部まで見学、……近くに建っていた「学習院長官舎」、「明治村」で見たよ、と思い――「明治村」は、愛知県犬山市にある明治の建築が移築公開されている野外テーマパークで、世界でもっとも好きな場所の一つ。
 ちなみに、10月末に博多座を訪れた際、“門司港レトロ”として有名な門司港の近代建築めぐりを堪能したのですが、その少し前に「ブラタモリ」で北九州の近代建築を取り上げていたので、……どうしよう、そっちも行きたい……とめちゃめちゃ迷い。
 Vaundyと藤井風と石川さゆりのパフォーマンスがよかった&有吉弘行の歌から伝わるものが多かった&ジャニーズ事務所(当時)のグループはさすが盛り上げ上手が多いなと感じた。
 7月22日放送回の見逃し配信をNHKプラスで視聴。以前、赤湯温泉近くの「シェルターなんようホール(南陽市文化会館)」に出張した際、山形まで足を延ばし、観光レンタサイクルを利用して趣味の近代建築めぐりをしたことがあったので、……山形城に行ったなら霞城公園内にある「旧済生館病院本館」も映してほしい……とか、「山形県郷土館 文翔館」出てきた! 等々ENJOY。文翔館からちょっと行ったところにあるお気に入りの近代建築にまたいつか逢いに行きたいな……と。ちなみに、今は閉店してしまった「大沼百貨店山形本店」(ちらっと映っていました)の果物売り場で、東京の自宅宛てに山形のさくらんぼを送りたいと店員さんに言ったところ、「あ、あなた物書く人でしょ!」と返され。……どうしてわかったんだろう……と思っていると「去年も来て頼んでいったわよね」と言われ、それは別の人です、と。あのときいったい誰と間違えられていたんだろう、私。
 32年前、夫が大学入学時に購入したテレビが今週遂に映らなくなったので買い換えました。ブラウン管テレビから一気に有機ELテレビの世界に突入〜。大画面で観る『最初はパー』第5話の四代目市川猿之助の演技に泣かされた……。キャスト全員で踊っている主題歌「Good Luck!」の振り、マスターしたい。
 花總まり&井上芳雄で『エリザベート』の「私が踊る時」を披露。…いやあ、ビリビリ来た〜! 花總まりの歌唱で涙が出たところに井上芳雄の歌声でダメ押しされて…のループ。番組登場の際にもやっていた、井上トートが差し出した手を、花總エリザベートがツンッとはじいて拒絶する、そのちょっとプレイフルな仕草がチャーミングで前々からツボ。さすが役を手中に収めている二人、舞台化粧でもなく衣装も着ていない状態で物語の世界を体現した姿に拍手! 生でビリビリ来る日が楽しみ。
2022-01-19 23:28 この記事だけ表示
 花總まりと井上芳雄が『エリザベート』のナンバー生歌唱!
2022-01-18 23:17 この記事だけ表示
 氷川きよし「歌は我が命」。すっかり歌を自分のものにしてきている――歌そのものの鎮魂ということを思った。昨年大晦日の「紅白歌合戦」のときも思ったことなのだけれども、今の氷川きよしは美しい…。涙! あひるも、2022年も自分らしく生きて、書く!
 山内惠介「古傷」。すっきりやっぱりねっとり。男として“別れた女”について歌いながら、その“別れた女”の気持ちを浮かび上がらせる、一人二役のような歌唱がおもしろかった!
 天童よしみ「あなたに咲いた花だから」。風雪に耐え、大地に力強く根付いて咲く花を思った。しっとり女らしい姿にドキドキ。
 水森かおり「鳥取砂丘」。「♪鳥取〜」の「り」の高音が気持ちいい。砂丘に一人立ち、風に衣服の布をぱーっと翻らせる女性の姿が見えた。
 石川さゆり「獨り酒」。…よく言われます。でも、目の前で美を体現せんとしている人々との共闘を優先して、そんな感じで今まで生きてきちゃいました。――生まれ変わったらお酒が飲める体質になりたい。でも、素敵な人生の女の先輩と並んで「飲もう!」と飲んで、ぱーっと爽快な気分になる、そんな夢を一瞬叶えられた歌唱。
 家入レオ。「サブリナ(10th Anniversary Version)」。気迫! かっこいい! サビの高音! トレンチコートを翻して一緒に踊りたい! 共に闘わん! あひるも嫌なことがあったら今宵の感じで「♪サブリナ!」とシャウトしてみる。
2022-01-18 23:17 この記事だけ表示
 「うたコン」観ます。
2022-01-18 18:43 この記事だけ表示
 ゆるゆるどころか泣いたり笑ったり一緒に歌ったり踊ったりスパークして観ていて、その勢いのまま新年に突入したところ大いに息切れ、今になってようやっと文章を書く気力が戻ってきたあひるであった(苦笑)。
 というわけで生視聴〜。ちなみに、生まれて初めて観覧申し込みしてみていたのですが、外れました〜。

 LiSA「明け星」。共に明け星を目指そう!
 郷ひろみ「2億4千万の瞳−エキゾチック・ジャパン−」。またまた若返っている! アンチエイジング研究にぜひ生かして欲しい若々しさである。年越しそばを食べるのを中断、「♪億千万 億千万〜」と拳を振り上げ一緒に踊り。JAPAN!
 DISH//「猫」。高音が気持ちいい。色気を感じた。
 NiziU「Take a picture」。NiziUと言えばの“縄跳びダンス”、あちらこちらで真似されていましたが、令和3年初春歌舞伎公演『四天王御江戸鏑』(国立劇場大劇場)で女郎姿の尾上菊之助がクールな表情で踊った“縄跳びダンス”が最高にコケティッシュで、その小悪魔ぶりにズキューンと。以来、“縄跳びダンス”を観てもNiziUを観ても菊之助を思い浮かべるあひる。
 山内惠介「有楽町で逢いましょう」。ねっとり惠介はよい惠介!
 櫻坂46「流れ弾」。共に闘わん!
 Awesome City Club「勿忘」。サビの部分の声と音との重なりが好き。
 GENERATIONS from EXILE TRIBE「Make Me Better」。腕を組む振りがキュート。
 日向坂46「君しか勝たん」。舞台装置と相俟って、万華鏡を覗き込んでいるように見えるパフォーマンス。
 純烈「君がそばにいるから」。マジックハンドでタッチしてそれをいちいち消毒する芸が細かかった。白川裕二郎の声がよい響き。
 SixTONES「マスカラ」。アダルトな雰囲気。ミュージカル『ニュージーズ』(日生劇場)のGPを観た際、2階席のてっぺんの方までちゃんと目線を投げかけてくる京本大我の姿勢に、さすがと思い――主演として、バックのキャスト全員のパワーをまとめて背負えるとなおよし。
 天童よしみ「あんたの花道〜ブラバンSP〜」。大阪桐蔭高吹奏楽部とのコラボに、長年取材で携わってきた『ブラスト!』の楽しさを思い出し。
 KAT-TUN「Real Face #2」。亀梨和也に妖しい美しさ。
 上白石萌音「夜明けをくちずさめたら」。これからが本当に楽しみな人。
 King & Prince「恋降る月夜に君想ふ」。この曲、キラキラなアイドル・ポップスですごく好き。平野紫耀の声がいい。
 milet「Fly High」。力強い声がいい。
 まふまふ「命に嫌われている。」。涙が出た! お茶の間に衝撃が走る凄まじい歌唱だった。…私自身、割といい歳まで…この世から消えてなくなりたい…とたびたび思っていたのが、「そんなこと言っちゃいけません」と大切な友人によく怒られて、それで生き方が変わった人間だからして。
 水森かおり「いい日旅立ち」。サビの響きがとてもよかった!
 Snow Man「D.D.」。すごい気合! ラウールの踊りが大きい!
 松平健「マツケンサンバII」。手拍子しながら一緒に歌い踊っていました。腰元ダンサーズの中に、やはり宝塚OGもいた模様。「2022年は『マツケンサンバ』の振り(by真島茂樹)をマスターしたい!」と新年の目標を夫に告げたところ、「…何のために?」と思いっきり真顔で返され答えに窮したあひるであった――敢えて理由を探せば、「歌い踊っているとユーフォリックな気持ちになるから」! 上様のような満面の笑みもぜひ浮かべたいところ。

 LiSA「炎」。しっとり燃えていた。声に力強さ。
 高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」。しみじみいい歌!
 AI「アルデバラン」。歌声に温かく肩を叩かれ、涙! 2022年もいいことありそう! な応援歌。
 関ジャニ∞「Re:LIVE」。横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義、5人のパワーが合わさって、歌の力を大いに感じる歌唱! 安田章大がとても幸せそうに歌っていた――ゴッホ役を演じた『リボルバー〜誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?〜』(PARCO劇場)の舞台姿に、…よくぞここまで心の純粋さを保って生きてきたことよ…と胸を衝かれた。『夜への長い旅路』(シアターコクーン)の大倉忠義の存在感には、何だかざらざらと心にひっかかるものを感じ。村上信五は「全日本フィギュアスケート選手権2021」の直後の羽生結弦選手へのインタビューに、私自身取材をする人間として参考になるところがあり。
 BiSH「プロミスザスター」。いい曲である。
 三山ひろし「浮世傘〜第5回 けん玉世界記録への道〜」。すごい気合! …ただでさえ毎年ドキドキしてしまって歌に集中できないのに、その願掛けも重ねちゃったらよけいドキドキしてしまう〜と、ドキドキしたいのか、聞き惚れたいのか、自分の感情のもって行き場に大いに悩むシュールすぎる時間を過ごし(笑)。成功してよかった! けん玉の普及にも燃えている美声の持ち主であった。
 平井 大「Stand by me, Stand by you.」。胸のあたりがぽっと温かくなる歌。
 ケツメイシ「ライフイズビューティフル」。気迫がすごかった。ゆるっとしたパワーを感じた。
 Perfume「ポリゴンウェイヴ」。演出と、MIKIKOの振付がとてもよかった! ――何だかちょっとせつなくて涙が出てしまうような。
 millennium parade × Belle (中村佳穂)「U」。内なる野性に訴えかけるような。
 宮本浩次「夜明けのうた」。――「全日本フィギュアスケート選手権2021」を観にさいたまスーパーアリーナに行き来する際、JR赤羽駅の発車メロディー「俺たちの明日」「今宵の月のように」を耳にするたび、宮本浩次&エレファントカシマシに思いを馳せており。数年前、東京が一番輝く夏云々のポスターを街で見かけて、…東京はいつだって一番輝いてるんだけど…と思っていた東京生まれのあひるの気持ち、宮本浩次にはわかってもらえると思う。出逢えてよかった! とても励まされた。東京の夜景が綺麗だった。
 乃木坂46「きっかけ」。青春! 白い服での生田絵梨花ラストステージ、宝塚の退団の日のようだった。
 細川たかし「望郷じょんから」。涙が…。思い共有。そして「北酒場」は手拍子して一緒に歌い。隣り合わせた同士で共に語り合う、そんな、人生の縮図のような「北酒場」のスピリットを体現する、細川たかしと大泉洋の歌唱だった。大泉洋、ミュージカルに出て欲しい。
 坂本冬美「夜桜お七」。まだまだ全然行ける! 自分を信じて!
 藤井 風「きらり」。せつない曲である。「燃えよ」。その闘い、いい! リフレインがめちゃめちゃ気持ちいい! ――その企画、いい! しかし、二人のぶつかり合いは死闘になりそうな予感も。今週からの「四大陸フィギュアスケート選手権2022」日本男子陣にも注目してみて。
 YOASOBI「群青」。東京国際フォーラムの空間を生かした、ドラマティックでダイナミックな演出! ラストの方で手拍子しながら一緒にジャンプしており。
 鈴木雅之「め組のひと 2021紅白ver.」。円熟の「めッ!」。審査員の三谷幸喜も「めッ!」していたのがうれしく、お茶の間で一緒に「めッ!」。
 ゆず「虹」。二人の声の重なり! キラキラ! 「♪越えて 越えて 越えて〜」が気持ちよすぎる。…私の方がむしろ支えてもらっている気がします!
 星野源「不思議」。まだ行けると思う。幻想的な演出◎。
 あいみょん「愛を知るまでは」。気持ちよく伸びる声。いい意味でのふてぶてしさを感じさせる貫録に魅せられて。
 BUMP OF CHICKEN「天体観測」。ぐんぐん進んでいく感が気持ちいい。
 さだまさし「道化師のソネット」。「さだまさしカウントダウン in 国技館」からの中継。…心にしみる。哀しみを心に秘め、懸命に人を楽しませるピエロの姿が見えた。すごくいい笑顔で歌っていて、声に艶があった。出逢えてよかった! 国技館で揺れるペンライトの景色が綺麗で、観ていて連帯感を感じた。
 東京事変「緑酒」。メガホン越しに歌う人、初めて観た! 着物姿の椎名林檎、やっぱりかっこいい! 袴姿での演奏と相俟ってめちゃめちゃ気持ちいい瞬間。
 薬師丸ひろ子「Woman“Wの悲劇”より」。透明感と艶が増した歌声に涙。その歌声に、改めて歌詞の意味を深く知り、『ロミオとジュリエット』の後朝の場面を思い浮かべた――映画『Wの悲劇』には、故蜷川幸雄も演出家役で出演していたんでしたね。
 石川さゆり「火事と喧嘩は江戸の華」。ラッパーKREVAとギタリストのMIYAVIとのコラボ、かっこいい! 会場で手拍子で盛り上げたかった。そして、待ってました、「津軽海峡・冬景色」! 2021年最後の夜に艶炸裂! 波ざっぱーん! …口を開けて観ていた。歌のヒロインが私の中に一瞬入り込んでいました。凄すぎる。
 氷川きよし「歌は我が命」。サビ圧巻! タオルで顔をおおって号泣。…愛するだけで幸せなのに、愛を受け取ってもらえるのはさらに幸せなことだな…との真理を思い浮かべており。美空ひばりの鎮魂歌でもあった。ありのままに生きる人の背中を追いかけている人は多い!
 布袋寅泰「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」〜「さらば青春の光 <紅白SP>」。そのギタープレイにハートをギュイーンと突き上げられる感じ。片足を踏み鳴らしての演奏、めっちゃかっこいい! …あの夜も、布袋寅泰はかっこよかったと思いますよ。
 福山雅治「道標 〜紅白2021ver.〜」。タオルで顔をおおって号泣。義理の祖父母の姿と、二人から受けた愛を思い出していた…。――それにしても、あの人は本当にいい友人に恵まれているんだなと、「紅白歌合戦」を大晦日に観るたび思うこと多し。そして、私自身もそんな友人の一人でいられたらと願い。
 MISIA「明日へ 2021」。歌声と共に心がふわっと高揚していった。そして、楽曲提供の藤井風がピアノとコーラスで参加しての「Higher Love」。…笑顔の藤井風、いい! そのキャラ&闘いぶりに惚れました。

 司会がとてもよかった。さらっと温かみのにじむ大泉洋。舞台度胸のいい川口春奈。そして、和久田麻由子アナウンサーの絶対的安定感。我が家は二票とも白組! 今も思い出すと胸に楽しさあふれる「紅白歌合戦」でした〜。
2022-01-16 21:01 この記事だけ表示