藤本真由
(舞台評論家・ふじもとまゆ)
1972年生まれ。
東京大学法学部卒業後、新潮社に入社。写真週刊誌「FOCUS」の記者として、主に演劇・芸能分野の取材に携わる。
2001年退社し、フリーに。演劇を中心に国内はもとより海外の公演もインタビュー・取材を手がける。
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サッカー
久保建英(ヒゲ、似合う。宝塚星組『RRR × TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜』A・ラーマ・ラージュ役の暁千星のヒゲ姿を思い出し)のコーナーキックから小川航基がヘディングで先制点! ――心を射抜かれ余韻しばし。2点目も伊東純也のコーナーキック→町田浩樹→板倉滉の流れがあざやか。伊東純也のアシストからの小川航基のヘディングの3点目も華麗でした〜。
こんな雨でも試合やるんだ! とまずはびっくり。たくましさと頼もしさが増した鈴木彩艶がナイスセーブ。決めたのは小川航基なの? オウンゴールなの? と悩む先制点(結果的にはオウンゴール)。三苫薫→南野拓実のあざやかな連携プレーで胸を衝くような2点目! あと2点くらい取ってくれてもいいんだよ〜と思っていたら、後半、まずは守田英正が落ち着き払ったゴール、そして菅原由勢が……あの角度で入るんだ! なゴール。水もしたたるいい男たち、お疲れ様でした。
オウンゴールとオウンゴールで引き分けという珍しい展開。久保建英のやんちゃな個性が目を引く試合でした。
はっと息を吞んだ遠藤航の先制点! ――しばし高揚感おさまらず。
攻める姿勢がはっきり見える試合展開に、……恐れてばかりいたら、前には進んでいけないんだ……と、勇気をもらえた思いで涙を流していたのですが、三苫薫のゴールにハハハハハとhirariousに笑う。やっぱりオーラが不思議。そして、見たことのないような身体の使い方も。ふうっと球のスピードを操ったりする様にも見入ってしまうものが。普段、目はボールを追っているのですが、……今、三苫何してる? みたいに気になる。
うれしく楽しくなって微笑んでしまった南野拓実の明るいゴール! そして続いてのゴールにはうわあ! と歓声。乗せたら怖い男。
一瞬のスキにふっと入り込むような伊東純也のゴール! そして、存在感を放っていた前田大然が泰然とゴール! そしてそして最後に「俺がいる!」とばかりに久保建英が心を切り裂くようにシュート、決めた! 終了〜。
非常にチームワークのよさを感じる試合で、いろいろと気づきが多く。去年久保選手のプレイを観ていて文楽を観る際に新たな視座が生まれたりしたので、また多方面に活かしていきたく。
先月下旬に配信された、森保一監督のいじめ体験を語るインタビュー(読売新聞オンライン)に心打たれました。その優しさの源にふれた思い。
攻める姿勢がはっきり見える試合展開に、……恐れてばかりいたら、前には進んでいけないんだ……と、勇気をもらえた思いで涙を流していたのですが、三苫薫のゴールにハハハハハとhirariousに笑う。やっぱりオーラが不思議。そして、見たことのないような身体の使い方も。ふうっと球のスピードを操ったりする様にも見入ってしまうものが。普段、目はボールを追っているのですが、……今、三苫何してる? みたいに気になる。
うれしく楽しくなって微笑んでしまった南野拓実の明るいゴール! そして続いてのゴールにはうわあ! と歓声。乗せたら怖い男。
一瞬のスキにふっと入り込むような伊東純也のゴール! そして、存在感を放っていた前田大然が泰然とゴール! そしてそして最後に「俺がいる!」とばかりに久保建英が心を切り裂くようにシュート、決めた! 終了〜。
非常にチームワークのよさを感じる試合で、いろいろと気づきが多く。去年久保選手のプレイを観ていて文楽を観る際に新たな視座が生まれたりしたので、また多方面に活かしていきたく。
先月下旬に配信された、森保一監督のいじめ体験を語るインタビュー(読売新聞オンライン)に心打たれました。その優しさの源にふれた思い。
スピードがあって見応えあり。上田綺世の軽やかヘディング(1点目)。堂安律、綺麗にトリッキー(2点目)。相馬勇紀、ピシャっとペナルティ・キック(4点目)、そしてハッスル。たぎる男南野拓実(5点目)、活躍するとおもしろい。久保建英を観ているとやっぱり楽しい! そして冨安健洋が頼もしかった。
試合開始2分、きれいな連係プレイの果て田中碧が先制ゴール! 「え、あなたまたそこにいたの?」みたいな感じで前田大然が非常に気になり。それと、試合に出ていない長友佑都の存在感がすごかった。次の試合の開催地は未定になってしまいましたが、森保ジャパン、ガンバ!
選手一人一人の顔と特徴が少しずつわかってきて。前半の展開はサッカーのおもしろさをさらに知る上で興味深く。そして、初めて観た三苫薫が、何だか吸い込まれそうに不思議で、非常に興味深く。来月のワールドカップ予選も楽しみ。
元日の親善試合「日本対タイ」は、前半と後半とでガラッと試合が変わったのがおもしろく。カナダ時代、男子にまじってサッカーをしていて、キーパーの隙をついてゴールしたときのときめきを思い出し。それにしても南野拓実はおもしろい人だな……と。19日のアジアカップ「イラク対日本」は全体的に何となくあせりを感じたような……。いったんゲームが始まるとひたすらボールを凝視しているので試合中ずっと緊張感がありますが、サッカー、観ていておもしろいです。
昨夜、取材の資料を読みながらW杯アジア2次予選「シリア対日本」のテキスト速報を追っていて、……ゴール? と思って手動更新したら久保建英が先制点を決めていた。その後、応援歌「ゴー・ウエスト」(ペット・ショップ・ボーイズ版が好きです)をひとしきり一人で歌ってから床に就き、朝、試合結果を知りました。ちなみに、「一番好きなスポーツ選手は久保建英」という少年がいたので、「今度注目してみるね」と先月の「日本対チュニジア」を観ていたのですが、注目するまでもなく目を引く存在でした。
ふわっと1点目(上田綺世)。あざやかな2点目(鎌田大地)。技あり3点目(上田綺世)。トリッキーな4点目(上田綺世)。執念の5点目(堂安律)。7点くらい行くかなと思って観ていて、後半の展開に興味津々。スポーツによる応援文化の違いもおもしろく、スタンドのファンを真似して飛び跳ね歌い踊っていましたが、途中でさすがに疲れました(笑)。