はっと息を吞んだ遠藤航の先制点! ――しばし高揚感おさまらず。
 攻める姿勢がはっきり見える試合展開に、……恐れてばかりいたら、前には進んでいけないんだ……と、勇気をもらえた思いで涙を流していたのですが、三苫薫のゴールにハハハハハとhirariousに笑う。やっぱりオーラが不思議。そして、見たことのないような身体の使い方も。ふうっと球のスピードを操ったりする様にも見入ってしまうものが。普段、目はボールを追っているのですが、……今、三苫何してる? みたいに気になる。
 うれしく楽しくなって微笑んでしまった南野拓実の明るいゴール! そして続いてのゴールにはうわあ! と歓声。乗せたら怖い男。
 一瞬のスキにふっと入り込むような伊東純也のゴール! そして、存在感を放っていた前田大然が泰然とゴール! そしてそして最後に「俺がいる!」とばかりに久保建英が心を切り裂くようにシュート、決めた! 終了〜。
 非常にチームワークのよさを感じる試合で、いろいろと気づきが多く。去年久保選手のプレイを観ていて文楽を観る際に新たな視座が生まれたりしたので、また多方面に活かしていきたく。
 先月下旬に配信された、森保一監督のいじめ体験を語るインタビュー(読売新聞オンライン)に心打たれました。その優しさの源にふれた思い。
 スピードがあって見応えあり。上田綺世の軽やかヘディング(1点目)。堂安律、綺麗にトリッキー(2点目)。相馬勇紀、ピシャっとペナルティ・キック(4点目)、そしてハッスル。たぎる男南野拓実(5点目)、活躍するとおもしろい。久保建英を観ているとやっぱり楽しい! そして冨安健洋が頼もしかった。
 試合開始2分、きれいな連係プレイの果て田中碧が先制ゴール! 「え、あなたまたそこにいたの?」みたいな感じで前田大然が非常に気になり。それと、試合に出ていない長友佑都の存在感がすごかった。次の試合の開催地は未定になってしまいましたが、森保ジャパン、ガンバ!
 選手一人一人の顔と特徴が少しずつわかってきて。前半の展開はサッカーのおもしろさをさらに知る上で興味深く。そして、初めて観た三苫薫が、何だか吸い込まれそうに不思議で、非常に興味深く。来月のワールドカップ予選も楽しみ。
 元日の親善試合「日本対タイ」は、前半と後半とでガラッと試合が変わったのがおもしろく。カナダ時代、男子にまじってサッカーをしていて、キーパーの隙をついてゴールしたときのときめきを思い出し。それにしても南野拓実はおもしろい人だな……と。19日のアジアカップ「イラク対日本」は全体的に何となくあせりを感じたような……。いったんゲームが始まるとひたすらボールを凝視しているので試合中ずっと緊張感がありますが、サッカー、観ていておもしろいです。
 昨夜、取材の資料を読みながらW杯アジア2次予選「シリア対日本」のテキスト速報を追っていて、……ゴール? と思って手動更新したら久保建英が先制点を決めていた。その後、応援歌「ゴー・ウエスト」(ペット・ショップ・ボーイズ版が好きです)をひとしきり一人で歌ってから床に就き、朝、試合結果を知りました。ちなみに、「一番好きなスポーツ選手は久保建英」という少年がいたので、「今度注目してみるね」と先月の「日本対チュニジア」を観ていたのですが、注目するまでもなく目を引く存在でした。
 ふわっと1点目(上田綺世)。あざやかな2点目(鎌田大地)。技あり3点目(上田綺世)。トリッキーな4点目(上田綺世)。執念の5点目(堂安律)。7点くらい行くかなと思って観ていて、後半の展開に興味津々。スポーツによる応援文化の違いもおもしろく、スタンドのファンを真似して飛び跳ね歌い踊っていましたが、途中でさすがに疲れました(笑)。
 今日もENJOY、サッカーを観に行くとオペラ『アイーダ』の「凱旋行進曲」を歌えるんだな……と思いながらテレビの前で一緒に歌って応援しており。解説も含め、思考にピピピと来る瞬間があり。11月の試合もガンバ〜!
 おもしろい試合でした! 舞台評論家として経験を重ねてきたからこそ、今、いろいろなスポーツを観ていて楽しいなと。森保一監督のもと、これからも興味深い経験ができそうな予感。ハーフタイムで川平慈英が出てきたのも、舞台芸術界で顔見知りの人だ〜と何だかうれしく。森保ジャパン、ガンバ!
 昨夜、サッカーの代表親善試合「日本対トルコ」生中継に夫がチャンネルを合わせて部分的に観ているのを横からちらちら観ていて知ったのですが、2026年って、ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪と野球のWBCとサッカーのワールドカップ(開催順)があるんですね。サッカーはカナダの小学校時代、女子チームの補欠でした&一番熱心に観たのは1993年の「ドーハの悲劇」(古い……)かな。
 ガンバ!